王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

慶祝 紀宮様ご成婚

2005-11-15 23:43:06 | 天皇家
皇后さま、抱きしめ「大丈夫よ」 母と娘、別れの朝 (朝日新聞) - goo ニュース
今日は黒田氏と紀宮様の結婚式と披露宴の様子をテレビで拝見しようと待ち構えていた あいにく12月中旬の気温との事であったが二重橋前から会場の帝国ホテルまで6000人程の人がお祝いに集まった 小柄なお姫様だがやさしさと凛とした美しさと余裕のあるお振る舞い さすがさすが両陛下お慈しみのお子様と感服した次第 朝お別れの時今上陛下は“折々にいらっしゃい” 爺ならば嫌なら直ぐ返ってきなさいと言いそう 皇后陛下は“大丈夫よ”と何度か語りかけられた由 貴方が嫁いでも私は大丈夫とのお気持ちであろうか 披露宴での天皇皇后両陛下の嬉しそうなお顔を拝見していると目がうるうるしてしまった 天皇家のご威光をを以ってすればもっと絢爛豪華な式も可能な所を新郎新婦のご意向で質素に催されたよし お召し物も皇后陛下の手を通されたものを仕立て直し召されたとの事 実に暖かで和やかな雰囲気を感じいりました 昔大唐帝国の太宗皇帝はお気に入りのお姫様が輿入れの際に派手にやろうと考えたが太宗の姉妹の前例以上に行ってはならないと諫言する大夫が居てその忠告に従ったと 何事もその則を越えると限度が無くなる との趣旨らしいが新婦は見事民間にお入りになるに当たり実行された訳 爺は大いに感服いたしました これから結婚する若いカップルもお二人にあやかりジミ婚で生活を始めましょう
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運転手懲戒解雇の適否 羹に懲りて膾を吹く

2005-11-14 09:15:21 | 社会
「運転室に子供」懲戒解雇方針 東武鉄道に抗議1500件 (産経新聞) - goo ニュース
ことの起こりは1日東武鉄道で運転手が(自分の)子供を運転室に入れたまま一区間運転した 見ていた乗客が会社に通報した 10日解雇処分が発表されると昨日までに1500通ほどの電話やメールがあり“処分は厳しすぎる”が大半“解雇は妥当”との意見も100通ほどは有るとのこと 爺はこのニュースを見たときから解雇は厳しすぎると思ったし東武鉄道の労働組合がなにも言わないのもおかしい(ここはストもやらないし御用組合かも)と思っていた 更に会社側が処分が厳しすぎるとの抗議が500通ほどの時点から解雇を撤回する意志が無いと応えている事から既に国交省あたりに“運転手解雇”の報告をしており今更世間の抗議ではどうしようもない所に至っているのでないかと勘繰っている

そもそもこの会社は昨年竹ノ塚の踏切事故で死亡事故を起こしており管理体制がユルフン(ふんどしの締め方がゆるい)で厳しく世間から非難された 加えてJR尼崎の脱線事故の後 規則違反即懲戒解雇との事であろう 羹に懲りて膾を吹くか いや前車の覆るを見て後車の戒めとなすの類か

でも爺は思う 運転手はかなり悪いけど懲戒解雇(退職金も出ないのでしょう)は解雇権の乱用だと思う   訴訟になれば運転手は勝てると思う それはともあれ運転手の対応を見ていると会社として管理体制が無いことが分かる
1:何らかの理由で運転室に他人が入ったらば速やかに排除し安全運転の出来る環境を整える
2:その為運転手、車掌、乗客、駅員、必要なら警察消防等が協力して侵入者を排除する
3:その後で遅れも含め安全運行に注意する
辺りが素人でも考えうる段取りだけど運転手は1と2をやらづ3に走ったわけ 未だに運転手にとっては“定時運行”は命だったと思う この優先順序を会社は徹底せづ1も3も運転手任せにしていたと思える この辺りを感の鋭い読者が受け止めて情の無い罰則適用に沢山の抗議になったのであろう

運転手もお粗末だよね 停車時間中のほんの軽い気持ちであっただろう 泣き出した時点で車内放送でかみさんを呼び出して子供を引き取らせれば30秒の遅れで済んだであろうに このかみさんもサラリーマンの妻失格 亭主が他人の命を預かる現場に子供を入れその先を考えず其の場を離れた(と思う 何していたのだ)

あれやこれや後知恵はよく回る それだけに普段の心がけと優先順位の徹底が肝要
殺人でも情状酌量が有るのだから本件は罪一等は減じなければ 親子4人が路頭に迷う 今後をもう少し成り行きを見る必要がありそう

写真はさざんか つぼみびっしり もう冬はそこまで

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少し幸せ 越前がに到来

2005-11-13 07:41:15 | 生活(地域)
幸せの神様は爺の家の玄関前で引き返してしまうのではないかと思っていたら 知人が昨日浜茹でしたばかりという越前がにを二杯も届けてくれた ラッキー 写真で見るとおり真っ赤に茹で上がっている 大きさは甲羅が爺の握りこぶしほど それに脚がついて差し渡し30センチにもなろうかという大きさのメスのかに(せいごと呼ぶらしい)だった お作法?通りふんどしをはずし中の外子を綺麗に平らげふんどしの内側の柔らかな肉をすする 次は甲羅をはがし内側の味噌と肉と内子を余さず浚い尽くす 身を半分に割りそれぞれから真っ白な身を箸と楊枝でせせりだし物も言わず平らげてしまった

爺がサラリーマンでバブルの頃芦原温泉に販売店さんと招待旅行 コンパニオンが身を綺麗に取ってくれて爺はただかに酢に漬けて食べるだけなんて一瞬が有ったよな あの頃はやたら景気が良かった 実態は大して儲かりもせず貸し倒れは売掛金に計上して運転資金不足は土地を担保に銀行から金を借りて回していただけ バブルがはじけて銀行にこれ以上金を貸せないと言われただけでかなりの数の店がグリコ(古い言葉でグリコのキャラ運動選手が両手を挙げているところからお手上げ状態もう駄目という事)更に金を引き上げるというのだからまじにギブ(ギブアップ 降参敗北)だった

今日はそばにコンパニオンが居ないので脚は包丁で縦割り かに風味の味噌汁を仕立てる事にした 手足で10脚も有るのだから濃厚なかにの出汁の効いた味噌汁となった
初め中も終わりも良かった少し幸せなひと時であった
    
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1000円理髪店

2005-11-12 07:42:59 | 生活(地域)
爺の家の近くに商店街がありその一角に写真の様な看板を出した1000円ヘアーカットの店がある 昔の言葉で理髪店というか床屋だよ 勿論座ってから出るまで15分洗髪なし 店には4箇所調髪台があるが理髪師は3名 土日は外の椅子に座って待つ人がいる賑わい 客にはご婦人方もいる 爺はすぐ考える 平日25人 土日の二日で80人調髪して(25X22+80X4)870人は87万円 あの場所は以前は煎餅やだ そこを借りて賃料が20万円 三人の給料が25万円で足がでる恐らく平日は理髪師2名 土日が3名だろう 厳しい- 町内には洗髪して4千円前後の床屋が6-7件ある 一ヶ月870人は厳しいかも

加えて近くには美容院 爺の言葉でパーマ屋が沢山ある 最近では11カットと名乗り1500円プラスでカット&ブローの低料金殴り込みがあった その為かあちこちの美容院で若い美容師が通りに出て勧誘のチラシを配っている サバイバルゲームの様相を呈している これも厳しい-

近頃は若い人が数人でしゃれた感じの美容院を出すが(恐らく)金が足りなくて固定客が付くまで辛抱しきれず閉店 その後又別の若い人がと代替わりが目立つ 
安いことは良いことだが若い人の努力が実らず独立自営から雇われの職人になってしまうのを気の毒に思う なんとか頑張ってカリスマなんちゃらの次くらいになって欲しい
 
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爺 市立図書館にゆく

2005-11-11 15:34:04 | 生活(地域)
今日は朝から曇りで気温も低い 昼前近くの横浜市立図書館に行き予約の図書を受け取りに出た 途中の大岡川の遊歩道から川を眺めると大きな鷺がいる 多分青鷺だろう この寒いのに水の中に足を漬けたままジィーとしている 関節炎にでもならなければ良いが等つまらぬ心配をしてしまう と突然長い首をさっと伸ばしはぜをくわえた 見事見事 一時間程して戻るとまだじっとしていた すると今度は見事目のした15センチはあるボラの子をくわえた 写真がその銜えた瞬間 銜えたまま水から川岸に上がりそこで鯔を縦に銜えなおしひと飲み(落とすと逃げられる事を用心したのであろう) ラッキーラッキー
何かとても感動した 近頃大岡川の南太田からこの辺りにかけ春先から今頃まではぜや鯔の幼魚が2-30匹ほど群れを作って泳ぎ回るのが見られるようになった それを狙って何処からか白鷺や今日の様に青鷺が見られる 引き潮時でないと川に入れないし魚影も見えない 良い天気の日はおじさん達がはぜ釣りに出るのでその合間しか機会が無い 鷺さんご苦労様 

話はすっかり横道に逸れたが先月の中旬頃から横浜市立図書館の蔵書の予約をPCのHPから出来るようになった しかも最寄の図書館で受け取りが出来て準備ができるとメールでお知らせが届く優れもの

近頃は本の検索にも慣れ 試しに村上龍を検索すると400件余り該当 村上龍という単語が400件あるので彼の本が400件有る訳ではない 今年春頃出た半島を出でよが見つかった 市内図書館全部で60冊ほどあるが予約待ち642件 まあこれは来年にならぬと借りれまいという事まで分かる 爺の読みたい本はこんな新刊ではないからすぐ手配される こうなると必死こいて読まねばならぬので読書の秋とはいいながら嬉しい悲鳴 中田君 

 
 
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