goo

源空寺


写真は、本堂

伏見にあるお寺で、法然上人二十五霊場の第15番札所です。

アクセス
伏見の大手筋商店街沿いですので、近鉄の桃山御陵前駅か京阪の伏見桃山駅が最寄りです。
下車して商店街の方向(御香宮神社とは反対)に進みます。
商店街に入って約200m進むと、右角にみずほ銀行のある交差点に差し掛かります。
ここを右折します。
右折してすぐの右手に、源空寺があります。

境内に入ると、参道があり両脇が駐車場になっています。
その参道の正面に、伏見城の遺構と云われる二層の山門があります。
ものだそうです。
この山門の左側には、伏見城の巽櫓に祀られていた朝日大黒天像が、右側には即一六躰地蔵尊と愛染明王像がお祀りされています。
朝日大黒天は、秀吉に天下統一の大福を授けたため、“出世大黒天”とも云われています。
即一六躰地蔵尊は、五角形の台座の一面ずつに地蔵尊が刻まれ、その上に1体の地蔵尊が安置されています。

山門をくぐると、正面に寺務所、左前方に本堂、左手奥は墓地です。

寺務所で御朱印を頂くと、本堂内部でお参りをさせて頂けます。
本堂の須弥壇の正面に、本尊の円光大師坐像がお祀りされています。
内陣の襖絵は、斎藤宗筆の天女などが描かれていました。

マイナー散策の索引 

「京都のおすすめ」の総合索引へ

コメント ( 1 ) | Trackback ( )

2014 2/23の拝観報告2(源空寺)


写真は、二層の山門

さて自宅に帰ってから、家族4人で地下鉄に乗ります。
ちょうど新田辺行きが来たのでラッキーなことに乗り換えなく、近鉄のも桃山御陵前駅で下車しました。

この日にここで何があるのですが、それは明日に。

しかしそれだけの理由ではなく、妻がこの商店街の雑貨屋で買いたいものがあるからついでに行きたいと言っていたのです。
そこに偶然がおきました。
この日の朝の”美の京都遺産”を見ていたら(朝は休みでも6:00起きなので)、なんとこの商店街のすぐそばの源空寺が出ていたのです!

僕は雑貨屋には行かず、長男は妻に預け、次男を引き取り2人で源空寺に行きました。
法然上人25霊場(法然寺や正林寺)の1つでしたので、家を出る前に御朱印帳を忍ばせておきました(笑)。

詳細は今後の本編で掲載します。

御朱印を頂くと、本堂にお参りをさせて頂けました。
またこの山門にある朝日大黒天にもお参りをしました。

そして何事もなかったかのように妻に合流(笑)。
こういうところは既婚者、子連れは大変です。

その日行く予定だった場所にある未訪問のお寺の存在を、その日の朝のTVで知ったら・・・行くしかないでしょう(笑)。

結構な偶然に朝から驚きました。

ただ、お寺の方に「今朝の美の京都遺産で、出てきてましたので参りました」と申し上げると、
「そうでしたか。忘れていました。」と。
そんなもんなんですね(笑)。

「京都のおすすめ」の総合索引へ
コメント ( 2 ) | Trackback ( )

本圀寺2 伽藍内部


写真は、本堂から見た本師堂(左)と客殿(右)

寺務所で500円を納めると、伽藍内部の拝観が可能です。
寺務所から内部に入ります。
書院を抜け、渡り廊下を進みます。
次の客殿には“旭森の祖師像”や、堀川六条に当寺があった時代の古地図などがありました。
客殿を通過して、本師堂に入ります。
2/15の訪問時は涅槃図公開でしたので、大きな横長の大涅槃図がありました。
狩野元俊の筆です。
通常の涅槃図と異なり、ここのは横長です。

本師堂には他に、
徳川斉昭筆の“本圀寺”の掛軸、
加藤清正寄進の朝鮮錦繍帳と朝鮮狛、
日蓮上人の持仏といわれる釈迦如来像
がお祀りされています。

さらに廊下を進み、本堂へ。
本堂正面の須弥壇には、五祖尊像(日蓮、日朗、日印、日静、日傳)、釈迦如来像、多宝如来像、四菩薩、四天王像などがお祀りされており、普賢と文殊菩薩はありませんでした。
内陣右手には、不動愛染像と九名皐諦尊神立像が、左手には大黒天像がお祀りされていました。

また外陣には“日蓮上人註画讃”のレプリカが並べられていました。
ホンモノは京都国立博物館にあるそうです。

2014年の5/12~5/18までと2015年春の非公開文化財特別公開で、重要文化財の経蔵内部の公開がありました。
庫裏から入り、客殿、本師堂、本堂とまわり本堂から下に降りて、経蔵内に入ります。
1000円でした。
経蔵の正面には傳大師像があり、中央に八角形の輪蔵があります。
内部には一切経が無数に入っており、これを回転させることですべてを読んだの同じ功徳があるというものです。
しかし現在は回せないように固定されています。
堂内には羅漢や天女の壁画がきれいに残っていました。

マイナー散策の索引 

「京都のおすすめ」の総合索引へ

コメント ( 0 ) | Trackback ( )

2014 2/23の拝観報告1(平等寺)


写真は、本堂と収蔵庫

さてこの日は拝観日ではなかったのですが、いろいろあったのでご報告します。

まずお昼頃に家族で出かける予定があったのですが、その前に9:00から四条烏丸の池坊短大に自転車で行きました。
毎年恒例の”確定申告相談会”です。
相談会と言っても僕は相談はせず、窓口で申告するだけです。

郵送にすると
・郵送料が必要
・書類の不備が万一あるとメンドウ
なので、毎年この機会に自ら提出に行きます。

今年も準備万端で9:15頃には申告終了。
そこでです。
くろさまから報告のあった平等寺の涅槃図を見に行きました。
新聞には10:00~とあったのですが、まあなんとかなるかと(笑)。
以前にも書きましたが、平等寺は実家のすぐそばだったので、子供頃の遊び場でした。
個人的に”敷居が低い”のです(笑)。

到着してまずは十二薬師霊場の御朱印を頂きました。
そして御朱印を頂く間に「そういえば、涅槃図って公開されるんですよね」とお伺いすると、
「そうです。奥にありますよ。よかったらどうぞ」と。
思った通り大丈夫でした(笑)。

十二薬師霊場も、これで11ヶ所目。
残るは東寺。
しかし勝手に”なんらかのイベント時に頂く”しばりを設けているので、そうすぐには貰えなさそうです(笑 無論目星は付けています)。

平等寺の薬師如来立像は、2012年の京の冬の旅でクリア!?しているので、今回は涅槃図公開でクリアしました。

この後家族でお出かけの予定でしたので、再び自宅へと戻りました。

「京都のおすすめ」の総合索引へ
コメント ( 3 ) | Trackback ( )

本圀寺1 境内


写真は、仁王門と本堂

妙顕寺と並び、京都に2つある日蓮宗の大本山の1つです。

アクセス
地下鉄東西線の御陵駅(みささぎ)で下車し、2番出口から出ます。
地上に出て左折し、最初にある左後方への道に左折します。
左手にある郵便局より手前です。
この道を直進すると、やがて小川を渡ります。
渡ってすぐに右折です。ここから先は、案内が要所要所にあるので大丈夫です。
道なりに左にカーブし、道なりに右折します。
すると疎水沿いの道に突き当たり、ここを右折します。
春の疎水沿いは、さくらがきれいでしょう。
すぐ先に朱塗りの橋が架かっており、この先が本圀寺です。
駅から約850mです。

まず赤門こと開運門があります。
その名のように真っ赤です。
正面に鐘楼、鐘楼の奥には客殿、右手に寺務所、左手に仁王門、左手前の山の上に重要文化財の経蔵があります。
また水戸の黄門こと徳川光圀公が深く帰依されており、光圀の名前も「大光山本圀寺」からつけられたとも云われています。

仁王門をくぐった正面に本堂が、本堂の左に本師堂があります。
本師堂の前には九頭龍銭洗弁財天があり、財運に御利益があります。
そして本堂と本師堂の間から、奥に金色の鳥居が見えます。
これが清正公廟で、加藤清正をお祀りしています。

本圀寺2へ

マイナー散策の索引 

「京都のおすすめ」の総合索引へ

コメント ( 1 ) | Trackback ( )

2014 2/15の拝観報告6 最終(本圀寺 涅槃図)


写真は、涅槃図

WAN先代と2人で久田家を後にして、徒歩で烏丸御池へ。
地下鉄東西線で、烏丸御池駅から御陵駅へ。
向かったのは涅槃図公開のある”本圀寺”です。
御陵駅から本圀寺までの道は結構ヤヤコシイのですが、2人とも初めてではないので直行です(笑)。

さて少し小雨が降る16:20頃。
他には誰もいません(笑)。
あまつさえ本堂は閉め始めておられました。
寺務所でお伺いするとなんとか開けて頂けました。

最近知ったのですが、本圀寺の本堂と大師堂は通常から500円で拝観できるのですね。
この日は+涅槃図公開で2000円です。

詳細は明日の本編で掲載します、

感想です。
以前は仁王像も鐘も”黄金”でしたが、既にそれは改められています。
確かにアレはキビシかったですね(笑)。

それにここの涅槃図は、写真のように”横長”で珍しいですね。
大抵の涅槃図は縦長でしょう。
ですから通常はたっぷり下1/5ぐらいを占める”動物エリア”がキチキチです(笑)。

それ以外にも様々な寺宝やBがありました。
妙顕寺と並んで京都に2つある日蓮宗総本山の1つですので、是非皆さんも1度行ってみてください。
御陵駅から微妙に遠いのが難点ですが(笑)。

17:00過ぎに本圀寺を後にして、WAN先代と帰りました。
なかなか充実の日程でした。

「京都のおすすめ」の総合索引へ
コメント ( 0 ) | Trackback ( )

久田家 半床庵


写真は、外観。

久田家は堀内家と共に表千家の脇宗匠で、久田家から表千家の宗匠も複数輩出しています。

アクセス
烏丸御池から東へ進みます。
4つ目の高倉通との交差点を左折します。
左折して1つ目の押小路通を過ぎ、約100m先の左手に久田家があります。
玄関は結構地味です。

予約をしておくと、1人1000円で露地やお茶室を見学できます。
また2000円で呈茶付きの見学会をインスタで、時折募集しておられます。

左手の表門から入ります。
玄関前露地の石畳を進み、奥の右手玄関から中に入ります。
玄関間を経て右手進むと、正面が広間、右手の廊下を進むと半床庵があります。

まずは広間で点出しの呈茶がありました。
広間は手前が4畳の相伴席、中央が8畳、奥が6畳間でした。
8畳間には床の間と琵琶床があります。

半床庵への廊下を進み、まずは控室に入ります。
この廊下の左手に、水屋と入側(いりかわ:縁座敷)がL字型にあり、L字に挟まれるように7畳の広間があり、控室はL字の入側の外に当たります。
控室は2畳+台目2畳で、船底天井でした。
基本は不審菴の写しなのですが、細部が久田家3代目の宗全好みになっているそうです。
例えば7畳の広間も正確には6畳+台目1畳で、入側も台目4畳など、台目をたくさん使用しています。
また7畳の広間の床の間は小間(4畳半以下)の仕様になっているそうです。
それはここが稽古場でもあるため、多くの人に小間の雰囲気で教えられるようにしているのだそうです。

7畳の広間の奥に廊下を挟んで”半床庵”があります。
ここも点前座は1畳、中板を挟んで台目2畳と1畳の構成です。
下地窓も上下2つの中心を敢えてずらしているそうです。
天井は点前座が蒲の落ち天井、1畳の客座は網代、台目2畳は化粧屋根裏です。

露地庭園は、控室、入側と半床庵に接して細長く続きます。
一面苔で飛び石があるのですが、灯籠などの周りには敢えて松葉が敷き詰められています。
訪問したのが冬でしたので、寒さから苔を守るためになされる”敷き松葉”です。
外腰掛を挟んで半床庵の躙口の正面に出ます。
ここには非常に大きな蹲踞が、違和感なく設えてありました。



コメント ( 0 ) | Trackback ( )

2014 2/15の拝観報告5(久田家 半床庵)


写真は、久田家

萬亀楼を後にして、徒歩で烏丸丸太町まで。
ここであんとんさまと分かれます。

そして高倉二条へ。
到着したのが、久田家です。
堀内家と並んで、表千家の脇宗匠ともいわれる家格の茶家です。

ここのお茶室見学会がありました。
普通に個人で申し込みをしても見学できるそうです。

WAN先代も僕の後に来られました。

また詳細は今後の本編で掲載しますが、やはりお茶室って面白いですね。
久田家なら3代目宗全の好みが色濃くでるように、1つ1つに個性がありますね。
半床庵は”大まかには不審菴の写し”なんですが、細部に台目畳を工夫して使って空間を広く見せているんですね。

最初にいつものように中村昌生先生から概要の説明があります。
そして狭い半床庵には5名ずつ入って、中村先生から半床庵の解説がありました。
26名の参加したので、都合5回説明されているんですね。

その間に待っている方は、呈茶がありました。
梅鉢のお菓子に梅柄のお茶碗でした。

この見学会は3年連続で来ていますが、いつも勉強になります。
是非来年も行きたいですね。

「京都のおすすめ」の総合索引へ
コメント ( 0 ) | Trackback ( )

徳林庵 山科地蔵


写真は、地蔵堂

六地蔵めぐりの1つとして有名です。

場所は山科です。
京阪電車の京津線の四宮駅で下車します。
下車して正面の道を少し進むと信号のある交差点に着き、ここを右折します。
そして約200m進んだ右手に徳林庵があります。

徳林庵は、人康親王を祖とする四宮家出身の雲英正怡禅師が隠居後に建立しました。
地蔵菩薩は元来地元民の手で守られてきましたが、江戸時代にこの徳林庵に寄託されたそうです。

拝観
中央に唐破風の屋根が付いた地蔵堂があります。
地蔵堂の小窓から本尊の地蔵菩薩像が見えます。
境内の右手前には茶所が、左手奥には庫裏の玄関がありますが、通常は閉まっています。
地蔵堂の右手後には蝉丸(人康親王)の供養塔、裏には琵琶を持ったお地蔵さまがあります。

8/22、8/23の六地蔵巡りの際には、地蔵堂が全開になります。
また茶所も開扉され、中には大日如来などの四体仏の石像がお祀りされています。
さらに庫裏の玄関では秘仏の大閻魔尊天が公開されています。



コメント ( 0 ) | Trackback ( )

2014 2/15の拝観報告4(萬亀楼)


写真は、1階奥の10畳間。

さて車で自宅まで戻り、車は置いて行きます。

スーメテさまはここまで。
WAN先代は後程再度合流で、一旦分かれます。どうしても向日市の勝林寺の涅槃図が気になったようです(笑)。
そして僕とあんとんさまは猪熊通を北上して、予約していた昼食の萬亀楼(まんかめろう)です。

生間流の式包丁で有名です。

今回は、2014年2月に企画された“ダイナースクラブ 京都レストランウインタースペシャル2014”の特別コースです。
先附、お造り、お椀、八寸、御飯、水物で、税込5000円でした。

まずダイナースクラブ 京都レストランウインタースペシャルに1ぐらいは行きたいなと思っていました。
そして行くなら以前から行きたかったところ。
さらにお得度が高いところ。
最後に拝観ルート上にあれば言うことはないなと。

萬亀楼さんは生間流の式包丁で知っていたので、以前から行きたかったです。
また通常は税込みで6300円ぐらいからなのですが、今回は税込みで5000円。
そしてバッチリ拝観ルート上でしたので、迷わず萬亀楼さんにしました。

ここは場所がピンとこられないかもしれないので、少し説明すると、
晴明神社の南で、堀川丸太町と今出川の間の住宅街の中にあります。

予約した際の電話でも思ったのですが、お店の方の話し方が今時珍しいぐらい”コテコテの京都弁”です(笑)。
僕が小学生時代のおばあちゃんは、こんな話し方でしたね。
今ではあまりお見かけしないです。

夜の京懐石なら15000円からのクラスのお店ですので、体験!?できてよかったです。

やっぱりこういうお店は”お出汁がおいしい”ですね。
満足致しました。

コメント ( 0 ) | Trackback ( )

浄禅寺 鳥羽地蔵


写真は、地蔵堂と本堂

六地蔵めぐりの2番札所として有名です。

場所は旧千本通りの久世橋通りを約750m南下した左手にあります。
最寄りの駅は地下鉄・近鉄の竹田駅ですが、駅からは1km以上あり、しかも道が煩雑です。

公共の交通機関なら、市バス18系統の地蔵前で降りると門前です。
二条駅、四条大宮、九条大宮(近鉄東寺駅から徒歩)あたりから乗車すると便利です。
しかし1時間に2本程度しか運行していないので、事前に時間を調べておいた方がいいでしょう。

正面に門が2つあります。
右手は朱塗りですが閉まっているので、左手の門から入ります。
左手にきれいな観音堂、正面に地蔵堂、左手奥に本堂と庫裡、右手の茂みに“恋塚”と“恋塚碑”があります。
恋塚とは
北面の武士だった遠藤盛遠が、人妻である袈裟に横恋慕します。
盛遠は夫の身代わりになった袈裟を殺してしまいます。
その罪を悔いた盛遠は修業を積み、文覚上人となり神護寺などを復興させるのです。
その袈裟を弔った墓が“恋塚”です。

境内の左から納経所、観音堂、地蔵堂そして本堂が並んでいます。
通常はいずれのお堂も閉まっており、地蔵堂は小窓から地蔵菩薩像にお参り出来ます。


地蔵菩薩像は小野篁が1木から6体掘り出したうちの1つと云われています。

8/22、8/23の六地蔵めぐりの際は地蔵堂が全開になっており、お参り出来ます。
納経所と観音堂も開扉され、小旗を頂けます。
観音堂には平安時代の十一面観音立像が中央にお祀りされており、お願いすると写真撮影も可能です。

本堂は賽銭箱分だけ開扉されており、外からお参り出来ます。
内陣中央には本尊の阿弥陀如来立像と勢至、観音菩薩像の脇侍が、
左の脇壇には善導大師像が、右の脇壇には法然上人像がお祀りされています。



コメント ( 1 ) | Trackback ( )

2014(平成26)年 第39回 京の夏の旅 速報


写真は、輪違屋

さて早くも今年の京の夏の旅の速報です。
開催は主に、
7/12(土)~9/30(火)の10:00~16:00です。
場所によって細部が違うこともありますので、御注意ください。

まずはいつもの公開頻度分類です。
分類の解説

頻度の分類
A:普段から拝観しており、寺宝の特別公開
B:1年で3回以上、特別拝観があるところ
C:1年に2回は定期的な特別拝観があるところ(主に春と秋)
D:1年に1回は定期的な特別拝観があるところ
E:数年単位でしか特別拝観がないところ

拝観エリアの分類
1:通常拝観と同じ
2:通常拝観では入れない一角が公開される
3:普段は全く拝観謝絶

C-3 角屋(一階部分) 7/14~9/14
E-3 島原 輪違屋 10:00~15:30(受け付け終了)
E-2 しょうざん 峰玉亭
D-3 大雲院 祇園閣 拝観休止 9/26
C-2 相国寺 方丈・法堂 7/12~8/10(8/1、8/2は襖絵公開なし)
B-2 下鴨神社 神服殿・大炊殿
B-3 建仁寺 両足院 7/12~9/18(拝観休止 8/9、8/10)

以前にもWAN先代からご紹介があったように、この夏の目玉は圧倒的に”輪違屋”ですね。

他はいつも特別拝観をしているところがほとんどで代わり映えがしませんが、今回はこれだけで十分合格点ですね(笑)。

しょうざんも普段から公開はしていますが峰玉亭内部はないので、この機会に行かれるのがいいでしょう。

特別拝観・予約拝観の索引へ

「京都のおすすめ」の総合索引へ
コメント ( 9 ) | Trackback ( )

地蔵寺 桂地蔵


写真は、本堂

六地蔵めぐりの第3番札所として有名です。

場所は阪急桂駅の近くです。
桂駅東口に出て左前方にまっすぐに伸びる道を約300m直進します。
すると道は交差点で左斜めになります。
この少し先の左手に地蔵寺があります。
なおこの門前の道をさらに進んだ先には桂離宮があります。

門を入ると正面に本堂、右手に客殿、本堂の前には“桂六地蔵尊”の石碑があります。
また左手には石造六体地蔵尊、さらに奥には宝篋印塔などもあります。

通常ではここまでです。

9/8 薬師盆
この日は秘仏の薬師如来像がご開帳され、本堂内にも上がれます。
19:00から法要があるので、それぐらいまでは大丈夫なようです。
少なくとも午後なら大丈夫です。
本堂の左から入ります。
正面には本尊の地蔵菩薩像がお祀りされています。
塗りなおされているので、非常にきれいです。
本堂の右手奥中央には秘仏の薬師如来像がお祀りされています。
石造りの坐像ですが、下の方は台座の下ですので見えません。
脇侍には日光、月光菩薩と十二神将像があります。

また本尊の地蔵菩薩像の裏には釈迦三尊像が描かれていますが、このあたりは本堂に上がれるこの日でないと見られないところでしょう。

五色散椿
3月下旬から4月上旬、客殿の中庭にある五色散椿が花開きます。
客殿の中ですので、事前に予約が必要です。
客殿の玄関から入り、左手奥に進みます。
中庭の中央に非常に大きな、樹齢400年とも云われる五色散椿があります。
ピンクや白の大きな椿がたくさん咲き、圧巻です。
また椿の下はきれいな苔で、手水鉢なども配されています。
客殿に座ってゆっくり眺めさせて頂けます。

マイナー散策の索引 

「京都のおすすめ」の総合索引へ

コメント ( 0 ) | Trackback ( )

2014 2/15の拝観報告3(大徳寺 涅槃会)


写真は、狩野松栄の涅槃図

さて今度は4人(先代、スーメテ、あんとん、僕)で、千本通→北大路通と進み、大徳寺へ。

芳春院の特別拝観もありましたが、我々は仏殿へ。
WAN先代おすすめの、大徳寺 涅槃図です。

東福寺、本法寺と並んで3大涅槃図の1つに数えられますが、これが見られるとは知りませんでした。
東福寺や本法寺は3月公開を結構広報もされているので行きやすいですが、大徳寺は2月にヒッソリと公開されるので気づきにくいですね。

仏殿の中に入って至近距離で見ることは出来ませんが、入口からでも結構見えました。
本編にも追記しましたが、どうやら少なくとも2/14のPM~2/15AMは架かっているそうです。

WAN先代も言っていましたが、これはあまり知られていない情報ですね。
事実たくさんの拝観者もスルーされている方が多かったです。

我々は単眼鏡で回し見したり、やいやい批評したりで、20分ぐらいはいたのではないでしょうか。

次はほぼ1年後ですが、是非行ってみてください。
山門の背後にある仏殿です。
もちろん拝観無料です。

「京都のおすすめ」の総合索引へ
コメント ( 3 ) | Trackback ( )

わら天神(敷地神社)


写真は、本殿(左)と六勝稲荷神社(右)

安産祈願で有名です。

場所は西大路通沿いで、今出川通と北大路通の間です。
大まかには金閣寺のやや南になります。
最寄りのバス停は、わら天神前です。
一ノ鳥居の右手に駐車場がありますが、結構狭いです。

一ノ鳥居をくぐると参道は右に折れ、その先に二ノ鳥居があります。
二ノ鳥居をくぐった右手に社務所、中央に神楽殿、参道の正面に摂社の六勝神社があります。
六勝神社は、試験合格の神様です。

左手奥に本殿があります。
安産祈願に来られる方が多いので、戌の日には腹帯の授与に来られたご夫婦が社務所に並んでおられます。
安産祈願のわらの御符に節があれば男の子、なければ女の子という言い伝えがあります。
ちなみにうちも長男の時は、わらの御符に節がありました。

さらに本殿の左手前には綾杉明神があります。
樹齢千数百年の神木綾杉の霊をお祀るものです。。
明治29年に倒壊したので、今では残った幹がお祀りされています。

マイナー散策の索引 

「京都のおすすめ」の総合索引へ

コメント ( 0 ) | Trackback ( )
« 前ページ 次ページ »