この話は怖い
今から100年以上も前、大正4年12月に北海道の開拓村で実際に起きた
人食い熊によって村人6人が食い殺された実話をもとに戦記物の巨匠吉村昭さんによって書かれた作品だ
最初の被害者農家の嫁が食われて息子が殺された
嫁は熊に窓から引きずり出されて山まで持って行かれそこで食われた
熊の食い残しを発見した捜索隊
「おっかあが、少しになっている」
村民の男達が一軒一軒家々を確認してまわる
一軒の家で実際に熊が村人を食っている現場に遭遇する
「今、中で熊が食ってる」
最後は熊打ちに仕留められるんだけど
熊が人を食う描写が怖いんだ