直木賞作家で文豪と言っていいほど売れた宮尾登美子さんのサクセスストーリーです。
彼女自身の生い立ちは自伝的私小説を幾つも残していて有名ですが
この本にも詳しく書かれています。
実家は女衒の元締めのような芸妓紹介所で複雑な家庭環境の元育ちます。
結婚、満州移住、終戦、引き揚げ、田舎の農家の嫁生活、結核
そして離婚
二度目の結婚、女流新人賞受賞から転落放蕩生活から夜逃げ
東京での暮らし、極貧、
太宰治賞から直木賞受賞一転売れっ子作家に
作品がテレビドラマに舞台に映画に多額な印税収入でマンション、一戸建て軽井沢、北海道に別荘
ほんま波乱万丈の人生でんな
そう言えば借金生活を直木賞受賞から逆転させたのは山本一力さんもそうだな
高知県人て徳島県人と違って地道な生活が出来なくて一山狙いの人が多いね
宮尾登美子さんの小説はほとんど読んだ(義経以外)
でも高知県出身の直木賞作家で一番好きな作家は何と言っても坂東眞砂子さんだね
だけど印税の力ってすごいね
前に新宿区の林芙美子記念館に行ったことがあるけど
林芙美子さんて極貧生活が有名だけど本が売れたとたん豪邸暮らしだもんね
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