今日は何だか体が重いしかったるいな・・
ここんところお客さんの中にも体調を崩している方が多いし
今朝、公園に体操に行ったんだけど参加者がいつもより少なかった
毎日、大勢のジジババが葬列のようにぞろぞろと公園の周りを周回しているんだけれど
葬列と言えば何時の頃から見かけなくなったんだろう
僕の高校生の頃から葬式は葬祭場で行われるようになったんだ
僕の小さい頃は喪服を着て桶や竹竿とかいろんな物を持った葬列が通っていた
僕の田舎では葬列に長い竹の先に編んだ竹かごを持った人がいて
その中に紙に包まれた10円玉や百円玉の硬貨が故人の齢の数だけ入っていて
子供たちが葬列に集まってくると竹竿を揺すって紙の中の硬貨を撒くんだ
80歳の方が亡くなるとすると10円玉が80枚か百円玉が80枚
お金を拾いに集まった子供たちにすればもちろん百円玉の方が喜ばれる
60歳以下の方の葬儀にはお金は撒かない
60歳以上で亡くなると天寿を全うしたと言う意味だろうか
昔は子供の数が多かったので拾ってもせいぜい2枚か3枚だった
だから子供たちは葬式を待ちわびた
どこそこの爺さんか婆さんが寝込んだと聞くと・・
(もうすぐやな)と思った
葬式で拾ったお金はその日に使わなくてはいけないという不文律があって
拾ったお金はその足で駄菓子屋の‘おとう婆さん,の店に向かった
子供たちの中に・・
「おとく婆が死んだら絶対に撒くお金は百円玉にしてね」っていう子供がいて
おとく婆は・・
「分かった分かった私が死んだときは百円玉にするからね」って答えていた
そうしたところ‘おとく婆,がその後数日後に本当に亡くなった
葬式に撒かれたお金は10円玉だった
百円玉をおとく婆に頼んでいた子供が
「ちぇ!10円玉や」って言うた
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