人生チャレンジ20000km~鉄道を中心とした公共交通を通じて社会を考える~

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こんなにおかしい!ニッポンの鉄道政策
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9月16日12時28分頃の茨城県南部の地震について

2014-09-17 19:04:17 | 気象・地震
平成26年9月16日12時28分頃の茨城県南部の地震について(気象庁報道発表)

16日昼の地震は、茨城県の地震では珍しく震度5弱を記録した。東日本大震災以降、茨城県は地震活動が最も活発な地域だったが、震度4以下の弱いものが多く、震度5弱以上はこの地域ではなかなかあるようでなかった。

今回の地震の特徴は、地震の規模(M5.7)、震源深さ(47km)の割には震度5弱以上を記録した市町村が多かったことだ。栃木県佐野市、下野市(しもつけし)、群馬県前橋市、埼玉県熊谷市など15の市区町村に及んでいる。揺れの強かった地域は震源の西から北西にかけて分布しているが、これは発震機構が北西-南東方向に圧力軸を持つ逆断層型であったことが関係しているように思う。震源の深さなどはほぼ同一であることから、この地震は今年5月5日、5月13日の地震と関連がある。5月の2回の地震は今回の地震の「前震」だったとみるべきだろう。

さすがに、内陸・逆断層型で震源深さも47㎞となると、この地震を東日本大震災の関連地震と位置付けることは困難らしく、気象庁は全く別の地震として扱っている。当ブログも同様の見解だ。ただ、もともと5月から相次いでいる地震と今回の地震が関連していると見られることから、この地震に関しては今後、注意深く見守る必要がある。M5.7クラスで収まるようならさほどの心配はいらないと思うが、もしM6級に波及するようだと、当ブログとしても何らかの見解を表明するかもしれない。


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