ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

祇園の豚骨醤油、「ラーメンいつわ」。

2020-03-23 23:39:00 | うまいもん
コロナ、コロナとうるさい中、どうしても顔を出さねばならないライブが京都・祇園であったので顔を出したのだが、仕事が終わって大阪から駆け付けたので終演時には究極の空腹だった。

飛び込んだのは、こちら。


「ラーメンいつわ」と言う。
この辺りは高級な歓楽街で、飲んだシメに食べさせるラーメン店が数軒。

さて、ここはどんなラーメンなのか。


豚骨醤油スープを、ウリにしているようだ。
もう随分有名になったが、京都のラーメンは濃い。
豚骨醤油しかり鶏ガラしかり、こってりしたものが多いのはカネはないけど腹いっぱいになりたい学生の街だからだろう。

入店は22時を少し回っていたが、客は私だけ。
まだシメには早いのか?コロナだからか?
はたまた、そんなにおいしくないのか(笑)?

ラーメンが、着丼。


丸まったチャーシューのインパクトが、半端ではない。
箸を上げてみる。


多加水縮れ麺だ。

スープをひと口。
「うっ、ウマい…」
思わず、笑顔になる。
臭みも全くなくまろやかな豚骨醤油スープはほんのり甘く、あまりの空腹と相まってニンマリしてしまった。
この縮れ麺ではスープを絡めすぎるのでは?という懸念もあったが、しつこくなくスッキリ飲ませるためその心配も全くなし。
大きく丸められたチャーシューは肉厚で、よく煮込まれており口の中でホロリと崩れてくれる。

よきところで、卓上のニンニク唐辛子を投入。

うっ、ウマいっ!
たったひとさじで、ガラリと世界が変わる。
さらに食欲が爆発し、120円で替え玉を頼んでしまった(笑)。

ちゃんと別皿に盛られ、ネギとタレもかかっている。
この店はどこまでも、ラーメン好きの気持ちをわかってくれている。

場所柄どうしても飲んだ後のシメの1杯、というイメージになるのかもしれないが、私のようにお腹をすかせてガツンと食事、というのも大いにアリだ。
ごはんと揚げ物が付いて890円のセットもあるようなので、次からはそれにしよう(笑)…