ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

こうなれば、「ニッポン五輪」でやるしかない。

2020-03-25 20:00:00 | エンタメ

東京五輪が、1年程度延期の運びとなってしまった。
これだけ全世界に新型コロナウイルスが広がり、ヨーロッパ特にイタリアやスペインでは数えられないほどの死者が出ているようななかでは、とてもスポーツどころではない。
つくづく、スポーツや音楽は平和が担保されていてこそ楽しめるものだと痛感する。その意味でこのコロナウイルス禍は、人類に戦争レベルの影響と被害をもたらしている。
いや、まだ戦争は話し合いによる解決の道や、戦争を未然に防ぐ交渉は出来るがコロナウイルスはそれすらも出来ない。
誰も悪くないだけに、戦争より深刻かもしれない。

国際スポーツ最大の祭典である五輪も、代表選考もままならず、そもそも選手の渡航すら許されないとなれば、延期は致し方ないところではないか。
ただ問題は、仮に1年後に終息しているとしても会場、宿泊施設、交通機関の確保はもちろん、スタッフの確保など物理的問題はとてつもなく多い。
既に東京ビッグサイト、東京国際フォーラムなどは2年先まで予約を受けており、まる1年後に五輪を開催したとて会場としては使用出来ない確率の方が高いそうな。

ここは非常事態ゆえ、オール・ニッポンで開催する事は出来ないだろうか。
五輪誘致は都市単位である事は承知しているが、これは非常事態である。
もちろん新国立競技場を軸に開催するのだが、それ以外の会場は国内各都市にバラけても、仕方のない事ではないか。
既に何万もの人が、高額なチケットを手にしている。会場が変わってしまった場合は、そのチケットで入場出来るようにならないものか。
但し、これは長距離ファンの独り言だがもし暑くない時期に開催となるのであれば、マラソンだけは東京に戻してほしい。
札幌に移したのは「暑いから」であり、暑くないなら東京でやるべきだ。

人類が誰も経験した事のないパンデミックだけに、選手、ファン、関係者全ての人が満足のいく結論には決してならないかもしれないが、平和の象徴としての大会を成功させるために知恵を絞りたいものである…