昨日の夜、最初のお松明が二月堂に上りましたね。
TVで観させていただくと、小雨の中大勢の方々がお見え、
毎日一本通常は約40Kg、12日のお水取りだけは大松明で、
約70Kgもあるのが上ります。
火の粉を浴びると無病息災になりますとのことですよ。
昨日は「興福寺の放生会を知る」講座を聴きに奈良へ。
(このお話は後日に)
少し早く着いたので、興福寺まで足を延ばしますと、
国宝館が、耐震工事のため閉館中で、
こんな立て看板が掲げられておりました。
講師は、興福寺 執事:辻 明俊さん
さわりの話だけで大いに盛り上がり、紹介します。
中国から帰られたばかりで、日に焼けた顔なのに
マスク姿で登場されました。マスクを外され、
暖かくなったので花粉症がでてきましたと言いながら
暖かくなったと言えばと修二会の話に。
2016年練行衆、中灯の筒井英賢師曰く、
走りの行で汗が吹き出し、着られている紙子が数日でだめに
なり交換されたそうで、こんなことはなかったそうです。
寒さに供え、保温性を保つため紙子は通気性はないので
なおさらです。次にこんな問いが
”興福寺の放生会のような行事も、毎月のようなあります。
でも何人のお坊さんがいると思いますか?”
なんと、たった10人だそうで、
辻師は7番目、下には3人しかおりません。
2016.4.17
現在再建中の中金堂、7回焼失し、8回目の再建になり、
現在再建率は95%まで進んでおり2018年に覆いが外れ、
2023年には第一次復原完了予定に、
その後も伽藍の完成?も予定されているのだそうです。
正岡子規が詠った
『秋風や 囲いもなしに 興福寺 』
20年後には興福寺に塀ができるのではないでしょうか?
さらに興福寺の宣伝が
世界一の動員数165万人を記録した展覧会『阿修羅』展
阿修羅さまが、中金堂の北側の仮講堂で見られるそうで、
2016.4.17
3/15~6/18、9/15~11/19『天平乾漆群像展』です。
またHNK総合で3/23?PM10時から放映予定ということで、
その後が、何時間待ちになるかもしれません。というのも
宗教的な場所、お堂での拝観になり、多くの方が来られても
立ち止まってはだめですとは言えませんからとのこと。
さらに東金堂では『仏頭』、白鳳時代旧飛鳥山田寺講堂本尊で、
興福寺では1187年に「銅像仏頭」東金堂本尊薬師如来とされたが、
1411年に被災し頭部だけになり、1415年再興された現東金堂本尊
台座に納められたが、忘れ去られ1937年に発見されております。
このことから、東金堂では80年ぶりの還座になり、
日光・月光菩薩様とは600年ぶりの再会になります。
なお1/7~12月までで、室町時代にタイムスリップ!。
TVで観させていただくと、小雨の中大勢の方々がお見え、
毎日一本通常は約40Kg、12日のお水取りだけは大松明で、
約70Kgもあるのが上ります。
火の粉を浴びると無病息災になりますとのことですよ。
昨日は「興福寺の放生会を知る」講座を聴きに奈良へ。
(このお話は後日に)
少し早く着いたので、興福寺まで足を延ばしますと、
国宝館が、耐震工事のため閉館中で、
こんな立て看板が掲げられておりました。
講師は、興福寺 執事:辻 明俊さん
さわりの話だけで大いに盛り上がり、紹介します。
中国から帰られたばかりで、日に焼けた顔なのに
マスク姿で登場されました。マスクを外され、
暖かくなったので花粉症がでてきましたと言いながら
暖かくなったと言えばと修二会の話に。
2016年練行衆、中灯の筒井英賢師曰く、
走りの行で汗が吹き出し、着られている紙子が数日でだめに
なり交換されたそうで、こんなことはなかったそうです。
寒さに供え、保温性を保つため紙子は通気性はないので
なおさらです。次にこんな問いが
”興福寺の放生会のような行事も、毎月のようなあります。
でも何人のお坊さんがいると思いますか?”
なんと、たった10人だそうで、
辻師は7番目、下には3人しかおりません。
2016.4.17
現在再建中の中金堂、7回焼失し、8回目の再建になり、
現在再建率は95%まで進んでおり2018年に覆いが外れ、
2023年には第一次復原完了予定に、
その後も伽藍の完成?も予定されているのだそうです。
正岡子規が詠った
『秋風や 囲いもなしに 興福寺 』
20年後には興福寺に塀ができるのではないでしょうか?
さらに興福寺の宣伝が
世界一の動員数165万人を記録した展覧会『阿修羅』展
阿修羅さまが、中金堂の北側の仮講堂で見られるそうで、
2016.4.17
3/15~6/18、9/15~11/19『天平乾漆群像展』です。
またHNK総合で3/23?PM10時から放映予定ということで、
その後が、何時間待ちになるかもしれません。というのも
宗教的な場所、お堂での拝観になり、多くの方が来られても
立ち止まってはだめですとは言えませんからとのこと。
さらに東金堂では『仏頭』、白鳳時代旧飛鳥山田寺講堂本尊で、
興福寺では1187年に「銅像仏頭」東金堂本尊薬師如来とされたが、
1411年に被災し頭部だけになり、1415年再興された現東金堂本尊
台座に納められたが、忘れ去られ1937年に発見されております。
このことから、東金堂では80年ぶりの還座になり、
日光・月光菩薩様とは600年ぶりの再会になります。
なお1/7~12月までで、室町時代にタイムスリップ!。