気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

18’初釜・後座を

2018-01-10 16:11:55 | お茶会・お茶事
今日1月10日は110番の日、最寄りの駅では地域の方を含め
啓蒙活動をされており、10時過ぎからの雨で大変でしたね。
12時前には東の若草山から雲が切れると若草山頂上付近から
春日奥山頂上そして高円山の大文字の空き地が真っ白に・・
週末までには大寒波がやってくるのでしょうか?
  

『18’初釜』後座を
中立ちで、後座の準備が出来ましたと言う声で、
床を見ますと水指や茶入れはOK
花はなんと床柱の花釘に、そして掛け軸をはずした後の自在も
そのままで・・・(まだまだ任せられませんね)
自在を取り去り、床の中釘に花入れを掛け直しました。
お客様が六名に増えましたから準備はどうなのでしょうか?
銅鑼は「大小大小中中大」と心配は杞憂に。

手水を使われ、席入りに

濃茶手前になります。

濃茶が点てられ、銘は七草の茶杓、茶碗は嶋台で


そして「つづいて薄茶を差し上げます」との挨拶で
続き薄茶点前になり、干菓子器をお出しします。
長生殿(金沢・森八)と霜柱(仙台・九重本舗玉澤)で。
ところが、四人+α分しか用意しておらず、
六人様では足らず、大慌てに。
このリカバリーも経験に成りましたね。

薄茶を点てると、正客は亭主にあいさつをして
 
銘は富士、七賢人、天神、六瓢、松などで茶碗で・・・
  
「どうぞお仕舞いを」の挨拶で、
薄器は五節句、茶杓は柳、これらの拝見などを済ますと
総礼で終わりました。
 
送り礼をしてお帰りになりましたが、一段と賑やかな席、
御題の『語』、お客様の中でお二人も嬉しいことがあり、
賑やかに何度も語っていただけ、座がより一層盛り上がる
事が出来ました。

最後に、いつもの様に水屋の皆さまと一緒に、
「至福の一服」を美味しく頂けました。

まだまだ課題は多く見受けられますが、動かされていたのが
自発的に動かれるようになり、「おもてなしこころ」を持ち
ますます茶事を楽しみたいと思っていただけたようです。
次の茶事は何時かといいますと・・・
実はお世話になった方に、昨年は茶飯釜をしたと話しますと、
”暖かくなってから、茶飯釜でおもてなしして下さい”と
伺っており、楽しみに。