今朝は氷点下から解放され平年並みの気温で、陽が射しお昼頃
には8度台、陽が当たる居間では久しぶりに暖房を切りました。
自宅稽古を終えた午後3時ごろにはONに。
予報ではまだまだ寒気が居座りそうで、立春寒波との予想も
出され、日本海側の大雪が心配になります。
この土曜日の若草山の山焼きの炎で、春を招いてくれれば
良かったのですが、燃え残りもあったせいかも。
やはり奈良の春は東大寺二月堂の「お水取り」が終わる3月15日
を待たないとだめなのでしょう。
このお水取りの連行衆は先月16日に発表されており、
和 上 平岡昇修・上之坊住職
大 導 師 上司永照・持寶院住職
咒 師 鷲尾隆元・地蔵院住職
堂 司 森本公穣・清凉院住職
北座衆之一 上野周真・真言院住職
南座衆之一 尾上徳峰・祥明寺住職
北座衆之二 池田圭誠・金龍寺住職
南座衆之二 佐保山曉祥・寶珠院住職
中 灯 中田定慧・隔夜寺住職
権処世界 平岡慎紹・金珠院住職
処 世 界 清水公仁・公仁房
練行衆はこの11名で、東大寺とその末寺の僧から選ばれますが、
東大寺さんでもお若い方が少なくなり、ご苦労されているとか
聞き及びます。(昔は15人だった?)
上司さんは一つ上がられ新「大導師」に、2月20の試別火を
待たず2月15日には早々に別火入りされることになります。
連続何年お堂に上られておられるのでしょうか?
そして今年は佐保山さんの名前も、9回目のお役目です。
その前のこの週末の土曜日、二月堂では節分の行事があります。
10時 還宮(げんぐう)と呼ぶ古札揆遣で二月堂東南の飯道神社で
14時 節分豆まき、二月堂舞台の上から豆や鈴がまかれます。
18時 星供養、万灯明をともし星に「除災与楽」を祈る法会で
「星曼荼羅」を掲げての修法のささやきと祈祷簿を繰る
音と火、周辺にある石灯籠135基にも火がはいります。
JR東海ではこのシーズンの奈良の主役は『東大寺』が選ばれて
おりますが、大仏殿は工事中で入り口が変更になっております。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/3e/f1/54e2ab4f9b2cc352ad9dcb2b03c25b6f_s.jpg)
このポスターの下の方台座の蓮弁が見えるでしょうか。
先日、奈良国立博物館館長・松本伸之さんの講演「天平文化を
読み解く」で話されており、大仏さんのモデルは中国の
「龍門石窟奉先寺(ほうせんじ)」にある盧遮那仏だそうで、
大小28弁の蓮弁一枚毎に華厳経の教えに基づく蓮華蔵世界が彫り
込まれ、蓮弁線刻図といい、天平のものも残されております。
上段には如来と二十二菩薩が描かれ、
中段は横線により無色界・色界・欲界という三つの世界が表され
下段には百億世界を象徴する七つの須弥山が配されています。
半分の模式図
なおこのレプリカが堂内に展示されております。
忘れるところ、2月8日から14日まで奈良瑠璃絵があり、
東大寺では、21時まで南大門の金剛力士像ライトアップ、
大仏殿のライトアップと、20時半まで中門から拝観でき、
八角燈籠の点灯と大仏殿の観相窓が開扉され大仏さまのお顔も
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/15/29/6d3170a17abdf911531604340ad0d0c1_s.jpg)
堂内に入り、下から見上げる大仏様、虜になることでしょう。
実は先日家に月参りにお出での坊様と先の蓮弁の話になり、
十年ぶりで幼子を連れられて、大仏様を下から拝まれたおり
年一回、東大寺の法要で台座の上から拝まれているのに、
角度の違いが、新鮮で深い感慨を得られたと・・・。
奈良も寒いですので、お出での際は防寒対策を万全に。
には8度台、陽が当たる居間では久しぶりに暖房を切りました。
自宅稽古を終えた午後3時ごろにはONに。
予報ではまだまだ寒気が居座りそうで、立春寒波との予想も
出され、日本海側の大雪が心配になります。
この土曜日の若草山の山焼きの炎で、春を招いてくれれば
良かったのですが、燃え残りもあったせいかも。
やはり奈良の春は東大寺二月堂の「お水取り」が終わる3月15日
を待たないとだめなのでしょう。
このお水取りの連行衆は先月16日に発表されており、
和 上 平岡昇修・上之坊住職
大 導 師 上司永照・持寶院住職
咒 師 鷲尾隆元・地蔵院住職
堂 司 森本公穣・清凉院住職
北座衆之一 上野周真・真言院住職
南座衆之一 尾上徳峰・祥明寺住職
北座衆之二 池田圭誠・金龍寺住職
南座衆之二 佐保山曉祥・寶珠院住職
中 灯 中田定慧・隔夜寺住職
権処世界 平岡慎紹・金珠院住職
処 世 界 清水公仁・公仁房
練行衆はこの11名で、東大寺とその末寺の僧から選ばれますが、
東大寺さんでもお若い方が少なくなり、ご苦労されているとか
聞き及びます。(昔は15人だった?)
上司さんは一つ上がられ新「大導師」に、2月20の試別火を
待たず2月15日には早々に別火入りされることになります。
連続何年お堂に上られておられるのでしょうか?
そして今年は佐保山さんの名前も、9回目のお役目です。
その前のこの週末の土曜日、二月堂では節分の行事があります。
10時 還宮(げんぐう)と呼ぶ古札揆遣で二月堂東南の飯道神社で
14時 節分豆まき、二月堂舞台の上から豆や鈴がまかれます。
18時 星供養、万灯明をともし星に「除災与楽」を祈る法会で
「星曼荼羅」を掲げての修法のささやきと祈祷簿を繰る
音と火、周辺にある石灯籠135基にも火がはいります。
JR東海ではこのシーズンの奈良の主役は『東大寺』が選ばれて
おりますが、大仏殿は工事中で入り口が変更になっております。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/13/cb/32985c96aa39ef6cb236aeb1a35b4cba_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/3e/f1/54e2ab4f9b2cc352ad9dcb2b03c25b6f_s.jpg)
このポスターの下の方台座の蓮弁が見えるでしょうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/24/a3/c2583b8d1917d146e135e3e13f86efa7_s.jpg)
先日、奈良国立博物館館長・松本伸之さんの講演「天平文化を
読み解く」で話されており、大仏さんのモデルは中国の
「龍門石窟奉先寺(ほうせんじ)」にある盧遮那仏だそうで、
大小28弁の蓮弁一枚毎に華厳経の教えに基づく蓮華蔵世界が彫り
込まれ、蓮弁線刻図といい、天平のものも残されております。
上段には如来と二十二菩薩が描かれ、
中段は横線により無色界・色界・欲界という三つの世界が表され
下段には百億世界を象徴する七つの須弥山が配されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/02/7a/054493b70b8b66ccfe5b76ad6cd8681a_s.jpg)
なおこのレプリカが堂内に展示されております。
忘れるところ、2月8日から14日まで奈良瑠璃絵があり、
東大寺では、21時まで南大門の金剛力士像ライトアップ、
大仏殿のライトアップと、20時半まで中門から拝観でき、
八角燈籠の点灯と大仏殿の観相窓が開扉され大仏さまのお顔も
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/15/29/6d3170a17abdf911531604340ad0d0c1_s.jpg)
堂内に入り、下から見上げる大仏様、虜になることでしょう。
実は先日家に月参りにお出での坊様と先の蓮弁の話になり、
十年ぶりで幼子を連れられて、大仏様を下から拝まれたおり
年一回、東大寺の法要で台座の上から拝まれているのに、
角度の違いが、新鮮で深い感慨を得られたと・・・。
奈良も寒いですので、お出での際は防寒対策を万全に。