JR奈良駅の構内にこんな案内がでており、古都奈良の新春の
風物詩となる行事です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6f/1b/ddfb3841a1a8751d54c0555f9b99aa98_s.jpg)
今日23日、南都七大寺・大安寺でがん封じ祈願法要、笹酒祭りが
午前八時から午後四時まで行われます。正式な名前は、
光仁会(こうにんえ)といい、大安寺のHPによると
”桓武天皇が文武百官を伴い、先帝光仁天皇の一周忌の齋会を
大安寺で営まれたという『続日本紀』の故事に由来します。
この法会は風雅な青竹づくしの祭儀で光仁天皇ゆかりの、
「笹酒」の接待が行われます。「がん封じの笹酒」として、
広く知られています。
光仁天皇は不遇な白壁王時代に、しばしば大安寺の竹林にて
浄竹を伐り、酒を注いでお召しになり、中国の故事にいう
「林間酒をあたためる」風流を催されて無病息災を保たれました
実に六十二歳という当時破格の高齢で帝位につかれ、七十三歳
まで在位されたのです。この帝にあやかって悪病難病を封じ、
健康に過ごそうと催されるのが笹酒祭りです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1f/b8/158115e4712019fc583484277e42a590_s.jpg)
竹は漢方薬にも竹瀝・竹茹・竹黄などにみられるように多様に
使われ、現代薬学からみてもビタミンC・K・Eをはじめ、
クロロフィルやカルシウムを含有しており、健康によいと”
ここで一つ思い出したことがあります。
若かりし頃、国鉄の九州一周・周遊券一枚とシーツ一枚を持ち、
ユースホステルを泊まり歩き、今は廃止された高千穂線から
高千穂にたどりつくと、真名井の滝をボートから見たことと、
HPから
笹酒に似た「カッポ酒」を思い出しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/54/28/c0d2e67d16087848efbef027b225aa26_s.jpg)
高千穂町のHPによると、
”カッポ酒とは青竹に焼酎や清酒を注ぎ焚火にかけ燗をつけたも
のです。お酒を注ぐ際に「カポッ」と鳴ることから「カッポ酒」
と呼ばれています。「カッポ酒」は高千穂町が発祥の地とされて
いて、もともと山仕事の合間に手近な青竹を切って節を抜き、
水を入れて焚火にかけお茶を沸かして飲んだことに始まります。
やがて庶民の生活に馴染みのある焼酎が入れられるようになり、
神事など人が多く集まる場所で飲まれました。
その後、この飲み方が全国各地に広まったとされています。”
なんと「笹酒」は高千穂町が発祥の地になるのでしょうか。
神武東征神話、高千穂の宮殿から瀬戸内を経て、熊野から大和を
目指し橿原の宮で即位されたという神話と共に広まったのかも?
今の季節、残り少なくなりましたが、夜神楽が各地域で
行われており、神話の世界へ誘ってくれますね。
風物詩となる行事です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6f/1b/ddfb3841a1a8751d54c0555f9b99aa98_s.jpg)
今日23日、南都七大寺・大安寺でがん封じ祈願法要、笹酒祭りが
午前八時から午後四時まで行われます。正式な名前は、
光仁会(こうにんえ)といい、大安寺のHPによると
”桓武天皇が文武百官を伴い、先帝光仁天皇の一周忌の齋会を
大安寺で営まれたという『続日本紀』の故事に由来します。
この法会は風雅な青竹づくしの祭儀で光仁天皇ゆかりの、
「笹酒」の接待が行われます。「がん封じの笹酒」として、
広く知られています。
光仁天皇は不遇な白壁王時代に、しばしば大安寺の竹林にて
浄竹を伐り、酒を注いでお召しになり、中国の故事にいう
「林間酒をあたためる」風流を催されて無病息災を保たれました
実に六十二歳という当時破格の高齢で帝位につかれ、七十三歳
まで在位されたのです。この帝にあやかって悪病難病を封じ、
健康に過ごそうと催されるのが笹酒祭りです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1f/b8/158115e4712019fc583484277e42a590_s.jpg)
竹は漢方薬にも竹瀝・竹茹・竹黄などにみられるように多様に
使われ、現代薬学からみてもビタミンC・K・Eをはじめ、
クロロフィルやカルシウムを含有しており、健康によいと”
ここで一つ思い出したことがあります。
若かりし頃、国鉄の九州一周・周遊券一枚とシーツ一枚を持ち、
ユースホステルを泊まり歩き、今は廃止された高千穂線から
高千穂にたどりつくと、真名井の滝をボートから見たことと、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1b/a8/878eadca7e256c51a5f04be79cc620dc_s.jpg)
笹酒に似た「カッポ酒」を思い出しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/54/28/c0d2e67d16087848efbef027b225aa26_s.jpg)
高千穂町のHPによると、
”カッポ酒とは青竹に焼酎や清酒を注ぎ焚火にかけ燗をつけたも
のです。お酒を注ぐ際に「カポッ」と鳴ることから「カッポ酒」
と呼ばれています。「カッポ酒」は高千穂町が発祥の地とされて
いて、もともと山仕事の合間に手近な青竹を切って節を抜き、
水を入れて焚火にかけお茶を沸かして飲んだことに始まります。
やがて庶民の生活に馴染みのある焼酎が入れられるようになり、
神事など人が多く集まる場所で飲まれました。
その後、この飲み方が全国各地に広まったとされています。”
なんと「笹酒」は高千穂町が発祥の地になるのでしょうか。
神武東征神話、高千穂の宮殿から瀬戸内を経て、熊野から大和を
目指し橿原の宮で即位されたという神話と共に広まったのかも?
今の季節、残り少なくなりましたが、夜神楽が各地域で
行われており、神話の世界へ誘ってくれますね。