気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

名残の茶事のお菓子は

2020-10-17 20:17:40 | 主菓子とお干菓子
お茶事に参加の皆様が楽しみにしている
主菓子は『栗金団

今年の生活クラブの栗はお彼岸に届いた
大粒の宮崎産美郷栗です。
この栗を蒸籠で30分蒸して、蒸しあがったら
熱いうちに鬼皮ごと包丁で縦半分に切って
中身をスプ-ンでくり抜き
くり抜いた中身は、少し渋皮が混ざった方が美味しい
それを少し粒が残る程度にまで
フ-ドプロセッサ-にかける
さらに北海道産てん菜から作られたグラニュー糖を
シロップ状にしたものに加えて
耳たぶくらいの柔らかさになるまで
弱火で練り上げれば完成です。
そして冷凍保存し
当日栗金団に仕上げました

菓子器はCOVID-19対策として
ソ-シャルデイスタンスを考え
菓子椀を使うことに
     
蓋を開ければ   ↓     ↓    ↓
     

干菓子は鍵善良房の『菊寿糖
普段は和三盆そのままの色のベ-ジュ色を
今回は秋限定で黄色、白、紫、桃色と
彩り華やかに変身させました

今年は旧暦の重陽の節句は10月25日ですので
是非このお干菓子をと
     
もう一つの干菓子は私の作った『雲平
砂糖と寒梅粉で作り緑に染めて『葉』に

干菓子盆は「独楽繋ぎの四方盆」を使いました
いつもは右向う、左手前と干菓子を盛ますが
左隅に花押が・・・
花押は入れる方が遠慮してか左手前に
このような場合お干菓子は
花押を避けて盛るそうです
     

干菓子盆の独楽繋ぎは
風炉から炉へと繋ぎの季節・・・
中置なので使ってみました
今回の「名残の茶事」、菓子はいかがでしたでしょうか


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