今日は朝から雨模様。
気温も上がらず、折角の休日なのに、
天気が悪いと気分もあまり高揚しませんね。
さて、先日、後輩が学芸員に採用されたニュースをお伝えしました。
彼のように学芸員になりたい、と思う学生はとても多いことと思いますが、
実際に学芸員になれる人はほんの一握り。
現実として、大体の学生が、途中で進路を変更していきます。
でも、どうしても学芸員になりたい、という方のために、
学生時代はどんなことを学んでおくべきなのか、
そして就職のためにどんな行動を起こすべきなのかを私なりに
数日間にわたって綴っていきたいと思います。
私もまだ学芸員としてのキャリアは少ないのですが、
未来を担う学芸員のために、少しでもお役に立てれば、
と書いてみることにしました。
「本を読んで考えること」
学芸員として、必要なことはまず幅広い知識を
持って居ることです。基本的なことですが、
とても大事なこと。
では、どんな本から読んでおくべきなのか。
まずは、自分の興味ある分野から読んでみるのが一番いいでしょう。
私の場合、伊藤若冲が好きな画家だったので、彼に関する
本から読み始めました。
読み終えたら、考えてみる。
何を考えるのかというと、何でも良いです。
本の作者はこう言っているけど、自分はそうは思わないとか、
画集を観て、作家の心のなかを想像してみたり。
とにかく作家や絵に対して自分の意見を持つことです。
間違っているんじゃないかとか、そんなことは気にせずに、
感じたことをノートに箇条書きで書いておきましょう。
でも、残念ながら本からは生きた学問は得られないのです。
実際に本で読んだ作家の絵を見に行く行動が必要になります。
学芸員を目指す人が、本物を観ないで、頭の中だけで考えていては
絶対にいけないことです。
学生はお金があまりないと思いますので、遠くの美術館には
行くことはできないと思いますが、できるだけ本で知った作家の絵を
観ておくべきでしょう。(限定された絵を見に行こうとすると、
きりがないし、不可能に近いので、その作家の絵ならどれでもいいと思います)
人間は自ら行動して得た知識は忘れないもので、本で学んだことを
本物で確認し実際に感じることで本当に知識になるといえるでしょう。
知識を得ようと本ばかり読み漁るのは、私はあまりオススメしません。
本はあくまで考えるきっかけとなるアイテム、と考えるべきでしょう。
気温も上がらず、折角の休日なのに、
天気が悪いと気分もあまり高揚しませんね。
さて、先日、後輩が学芸員に採用されたニュースをお伝えしました。
彼のように学芸員になりたい、と思う学生はとても多いことと思いますが、
実際に学芸員になれる人はほんの一握り。
現実として、大体の学生が、途中で進路を変更していきます。
でも、どうしても学芸員になりたい、という方のために、
学生時代はどんなことを学んでおくべきなのか、
そして就職のためにどんな行動を起こすべきなのかを私なりに
数日間にわたって綴っていきたいと思います。
私もまだ学芸員としてのキャリアは少ないのですが、
未来を担う学芸員のために、少しでもお役に立てれば、
と書いてみることにしました。
「本を読んで考えること」
学芸員として、必要なことはまず幅広い知識を
持って居ることです。基本的なことですが、
とても大事なこと。
では、どんな本から読んでおくべきなのか。
まずは、自分の興味ある分野から読んでみるのが一番いいでしょう。
私の場合、伊藤若冲が好きな画家だったので、彼に関する
本から読み始めました。
読み終えたら、考えてみる。
何を考えるのかというと、何でも良いです。
本の作者はこう言っているけど、自分はそうは思わないとか、
画集を観て、作家の心のなかを想像してみたり。
とにかく作家や絵に対して自分の意見を持つことです。
間違っているんじゃないかとか、そんなことは気にせずに、
感じたことをノートに箇条書きで書いておきましょう。
でも、残念ながら本からは生きた学問は得られないのです。
実際に本で読んだ作家の絵を見に行く行動が必要になります。
学芸員を目指す人が、本物を観ないで、頭の中だけで考えていては
絶対にいけないことです。
学生はお金があまりないと思いますので、遠くの美術館には
行くことはできないと思いますが、できるだけ本で知った作家の絵を
観ておくべきでしょう。(限定された絵を見に行こうとすると、
きりがないし、不可能に近いので、その作家の絵ならどれでもいいと思います)
人間は自ら行動して得た知識は忘れないもので、本で学んだことを
本物で確認し実際に感じることで本当に知識になるといえるでしょう。
知識を得ようと本ばかり読み漁るのは、私はあまりオススメしません。
本はあくまで考えるきっかけとなるアイテム、と考えるべきでしょう。