語られる言葉の河へ

2010年1月29日開設
大岡昇平、佐藤優、読書

【心理】生きられる時間 ~宮脇俊三の場合~

2017年01月25日 | 心理
 
 <齢(とし)のせいか、ボヤッとしているうちに時が過ぎていく速度が早くなってきたような気がしてならない。>

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 『旅は自由席』は、本を片付けているうちに出てきた一冊。引用は「大前という終着駅」というタイトルのエッセイで、初出は「潮」1986年7月号。宮脇俊三は1926年12月9日生まれだから、当時60歳。中央公論社を1978年に退社し、作家業に専念していた頃だ。76まで生きたのだし、「齢のせい」などと言うには若すぎる気がするが、戦前生まれの者にはそういう感覚なのかもしれない。

□宮脇俊三『旅は自由席』(新潮社、1991/後に新潮文庫、1995)
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【南雲つぐみ】フェリチンに注目 ~貧血対策~

2017年01月25日 | 医療・保健・福祉・介護
 「偏食」「青白い顔」「朝礼で倒れる」など、貧血には固定したイメージがつきもの。でも実際には、「この症状が?」と思うものが貧血の症状だということもある。
 例えば、育ち盛りの子どもは体が大きくなるにつれ造血機能が追い付かず、鉄分不足になることがあるという。成長期の中高生男子が、イライラしたり、勉強に集中できなかったりする時は、鉄分などのミネラルが足りないのかもしれない。
 女性は、妊娠中や授乳中、そして一時的に生理が不規則になる更年期世代が貧血になりやすい。更年期障害かと思ったら、貧血の症状で動悸やめまい、疲労感が出ることもある。
 貧血の検査として使われているのは赤血球の「ヘモグロビン」だが、「フェリチン」にも注目したい。体内に取り込まれた鉄分はまずヘモグロビンになり、余ったものがフェリチンに蓄えられる。しかし、鉄分不足になると、フェリチンに蓄えた鉄から使われていく。ヘモグロビンが平均値だから大丈夫と思っていると、鉄不足が進行しているという場合もあるから要注意だ。

□南雲つぐみ(医学ライター)「フェリチンに注目 ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2017年1月19日)を引用
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 【参考】
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【南雲つぐみ】ナマコとコノワタ ~三河湾では今が旬~
【南雲つぐみ】寒たまご ~1日2個以上も可~
【南雲つぐみ】安納芋の栄養価と味わい ~焼くか蒸す~
【南雲つぐみ】小正月には小豆がゆ ~むくみによる体重増の対策~
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