2010/11/9up
中学国語指導案・パラグラフライティングとトピックセンテンスは日本に根付かない
作成日2010年11月9日
パラグラフライティングとトピックセンテンス
http://www.searchengineoptimization.jp/seo_tutorial/contents_and_strategies/paragraph_writing.html
(注:上記サイトよりそのまま引用する。(1)~(6)番号は便宜的に書き加えた)
1つの段落(パラグラフ)では1つのトピックだけを扱い、
段落を組み合わせていくことで論理展開していく文章作成法を
「パラグラフライティング」といいます。
またパラグラフ(段落)の主題を端的に表現した一文を
「トピックセンテンス」といい、これらがSEOライティングの基礎的な要件です。
(1)段落の組み合わせによる論理展開
トピックごとに段落を分割し、それらの段落を組み合わせて文書を書いていく手法を
「パラグラフライティング」といいます。
欧文ライティングの手法を輸入したものですが、
日本語においても、新聞記事や操作マニュアルの文章などは、
ほとんどの場合この手法に沿って書かれています。
HTMLは論理構造を表現する文書型であり、
その論理構造は欧文ライティングのそれを踏襲しています。
このため、欧文ライティングの基本形であるパラグラフライティングは、
HTML文書との親和性が高く、また検索エンジンに文書の構造を適切に伝える場合にも
適したライティング手法です。
(2)パラグラフライティングで得られる利点
ユーザーがページ内の情報を把握しやすくなる
ユーザーがページ内の情報を正確に(一義的に)理解しやすくなる
検索エンジンがページ内の重要箇所を解析しやすくなる
(3)結論から先に書く
パラグラフライティングに限らず、Webライティングのコツは、
結論から先に書く、ということにつきます。
何らかのテーマについて説明するとき、
複数のトピックを組み合わせて説明を行いますが、
これらのトピックのうち、まずは結論にあたる部分を示し、
ついで個々の根拠にあたるトピックを示していく、という方法を採ることで、
シンプルでわかりやすい論理構造をページに持たせることができます。
このような説明手法を採ることで、
例えば商品やサービスの説明などは理解しやすくなり、
ユーザーが内容を理解することが容易になると同時に、
検索エンジンにとっても、重要な部分を解析しやすい文書構造となります。
また説明に使用するトピックを重要度の高い順に並べておくことで、
ユーザーが重要な部分を見逃す確率を減らすことができますし、
また視覚的にも構造を理解しやすくなります。
文書全体の冒頭で結論を伝えることはもちろんですが、
各段落についても、その段落で伝えたい情報について、
段落の冒頭部分で結論を伝えるようにします。
文章を結論から書くことにより、ユーザーは本文の内容を把握しやすくなり、
伝えたい内容がより伝わりやすくなります。
また検索エンジンに対しても、
body要素の先頭に近い部分やp要素の先頭に近い部分に結論を書くことで、
強く重みづけがおこなわれる位置に
効果的にキーワードを含ませることができるようになります。
(4)一段落では一つのトピックだけを扱う
斜め読み、というユーザーの行動をサポートすることは重要ですが、
これを効果的に進める上で重要なことは、段落の構成です。
斜め読みをする人は、
各段落の先頭の数ワードばかりを拾い読みしていく、
というスタイルをとることが多いといわれており、
実際に筆者もこのようなスタイルをとっています。
この場合、一つの段落で二つ以上のトピックについて扱われていると、
二つ目以降のトピックに気づかない可能性が高まります。
一つの段落では一つのトピックだけを扱うようにすることで、
ユーザーの理解を助けることが可能になるのです。
複数のトピックがあれば段落を分割することで、
段落の先頭ばかりを拾い読みしていくユーザーに対し、
すべてのトピックの概要を伝えるのです。
また段落の先頭には、できる限りその段落の内容を要約した一文を
置くようにします。
そうすることで、段落ごとの拾い読みを行うユーザーの理解を
より正確なものにすることが可能になります。
この段落の先頭に置く文を「トピックセンテンス」と呼びます。
(5)トピックセンテンスでユーザーの理解を助ける
段落の始めに置かれ、その段落のトピックを端的に表す一文のことを、
ライティングの用語で「トピックセンテンス」といい、
ジャーナリストなどが書く文章には必ずこのトピックセンテンスが含まれます。
新聞記事本文の最初の一文などがその好例です。
段落の始めの一文でその段落のトピックを端的に説明することで、
文章を分かりやすくすると共に、
斜め読みするユーザーにとっては内容を把握しやすい文章となります。
斜め読みするユーザーは通常、段落の先頭の数ワードばかりを拾い読みして
内容を把握しようとするためです。
英語圏などを中心とした欧文ライティングの手法では、
ビジネス文書からWebページまで、
結論から先に書くということが徹底されています。
文書全体の中で先頭に結論が記述されているだけでなく、
文書を構成する各要素の中でも同様で、
例えば段落であればその先頭付近では、
その段落の結論を記述するという記述がなされています。
(6)キーワード突出度への対応
検索エンジンもまた、段落の始めの数ワードには強い重み付けをします。
これを「キーワード突出度」といいます。
ここまで述べてきたような理由で、段落の始めの数ワードには、
その段落の中で特に重要なキーワードが含まれると考えられるからです。
ユーザーに対してわかりやすい文章を書くことで、
検索エンジンにも適切に評価されるようになるのです。
英語圏で開発される検索エンジンも
その文書構造をふまえたスコアリング手法を行っており、
各HTML要素の先頭付近に記述される語句に強い重み付けを行うわけです。
例えば、段落を示すp要素や、見出しを表すh要素、表題を表すtitle要素など、
全ての要素で先頭付近に出現する語句を強く重み付けます。
これを踏まえ、段落などの要素の先頭にトピックセンテンスを配置し、
先頭付近に重要なキーワードが含まれるようにライティングすることによって、
読者の理解を助けると共に、
検索エンジンにも評価されやすい文章を書くことが可能になります。
hyoko注:
長く通っている「国語サークル」でも、
たびたび「トピックセンテンスを探す」
あるいは「パラグラフ(段落)の主題を読み取って書かせる」
提案がなされる。
しかし、日本には
「トピックセンテンス」と「パラグラフライティング」
が根付かない文化がある。
この文化自体を理解させない限り、生徒は大人になってからも
従来の「日本らしき良き文章」を書き続けることになる。
周りがみんなそうしているからだ。
以下に、別のサイトからの書き抜きを示す。
■日本語で上手な文章を書くには:10の「べからず」
出典:2006-09-08svnseeds’ ghoti!http://d.hatena.ne.jp/svnseeds/20060908#p1
(hyoko注:上記サイトから中心的な主張の書き抜き)
日本ではこのような特徴を持った文章が
――小学生の読書感想文に限らず、新聞の社説でも――
良いとされている
1. 何について述べている文章なのかは最後まで明らかにしてはいけない
何がテーマなのかが最後までわからない文章が良い
2. わかりやすい構成の文章を書いてはいけない
曖昧模糊として脱線、反復や省略が多く、
読者それぞれに異なる印象を残す文章が「良い文章」
3. 結論を冒頭に述べてはいけない
結論を冒頭で述べることは、日本では「味気ない」もの
4. 結論を最後に述べてもいけない
結論を明確に述べるのは文章の余韻を殺す、ぶしつけなもの
結論は読者が行間を「読む」ことで見つけるもの
5. ひとつひとつの文章はできるだけ長く曖昧なものとしなければいけない
何度読んでも何も言っていないように読める文章はもっと良い
6. 主張は断言せず、曖昧に述べなくてはいけない
明確に言い切ってはいけない。
「・・・と思う」「・・・ではないか」など、
自信無げに述べるのがつつましく奥ゆかしい名文の条件
7. 主張の根拠を明示してはいけない
8. 客観的な記述は控えなくてはならない
9. 他人の主張を批評してはいけない
誰かが書いたものを批評することは、もっともしてはいけない
全人格的な侮辱としてとらえられるからだ。
主張を批判的に検討することすら、その人への侮辱であると考えられている。
10. どうしても他人の主張を批評する必要がある場合は、
主張そのものではなく、その人の生い立ちや人となりについて述べなくてはならない
他人の主張そのものについての批評は避けられている
が、その人の人格に関する論評は大いに行われている。
ある主張について具体的に検討したい場合は、
主張そのものを扱うのではなく、
著者の生まれや育ち、人となり、また思想信条を問題としなければならない
(注:2010年11月9日(火):ここから―――――――――――――――――――――
つまり、これらが示すのは日本の文章の特徴ではなく、
日本人の思想・生き方の特徴である。
他にも例えば、
「空気を読む」という表現はオカルト的だ、
と外国では思われると読んだことがある。
空気など読めるはずがない。
だが、日本では曖昧なものから
「察する」ことが「人間として」
価値あることとされるのだ。
はっきり言わないことが「美徳」だから、
「陰口」も日本特有の文化と想像される。
このような思想背景から、日本には「トピックセンテンス」という概念が根付かない。
したがって、「svnseeds’ ghoti!」で別に述べられているように、
日本の児童・生徒に
欧米型の「トピックセンテンス」と「パラグラフライティング」の書き方を教えるのが
本当に良いことなのか疑問である。
なぜなら、将来苦労することが目に見えているからだ。
欧米型の文章を身につけると、日本の新聞を読み解くのに苦労することになる。
また、『読書感想文』で高評価をもらうことはできないし、
自分が文章を書く場合
「味気なく」「奥ゆかしさに欠け」「相手を侮辱している」
と受け取られることになるのである。
これを踏まえて、中学校国語の授業をどうつくるかが問題だ。
だが、今、僕にはその必要も力もないので省略する。
:ここまで―――――――――――――――――――――――――――――――
中学国語指導案・パラグラフライティングとトピックセンテンスは日本に根付かない
作成日2010年11月9日
パラグラフライティングとトピックセンテンス
http://www.searchengineoptimization.jp/seo_tutorial/contents_and_strategies/paragraph_writing.html
(注:上記サイトよりそのまま引用する。(1)~(6)番号は便宜的に書き加えた)
1つの段落(パラグラフ)では1つのトピックだけを扱い、
段落を組み合わせていくことで論理展開していく文章作成法を
「パラグラフライティング」といいます。
またパラグラフ(段落)の主題を端的に表現した一文を
「トピックセンテンス」といい、これらがSEOライティングの基礎的な要件です。
(1)段落の組み合わせによる論理展開
トピックごとに段落を分割し、それらの段落を組み合わせて文書を書いていく手法を
「パラグラフライティング」といいます。
欧文ライティングの手法を輸入したものですが、
日本語においても、新聞記事や操作マニュアルの文章などは、
ほとんどの場合この手法に沿って書かれています。
HTMLは論理構造を表現する文書型であり、
その論理構造は欧文ライティングのそれを踏襲しています。
このため、欧文ライティングの基本形であるパラグラフライティングは、
HTML文書との親和性が高く、また検索エンジンに文書の構造を適切に伝える場合にも
適したライティング手法です。
(2)パラグラフライティングで得られる利点
ユーザーがページ内の情報を把握しやすくなる
ユーザーがページ内の情報を正確に(一義的に)理解しやすくなる
検索エンジンがページ内の重要箇所を解析しやすくなる
(3)結論から先に書く
パラグラフライティングに限らず、Webライティングのコツは、
結論から先に書く、ということにつきます。
何らかのテーマについて説明するとき、
複数のトピックを組み合わせて説明を行いますが、
これらのトピックのうち、まずは結論にあたる部分を示し、
ついで個々の根拠にあたるトピックを示していく、という方法を採ることで、
シンプルでわかりやすい論理構造をページに持たせることができます。
このような説明手法を採ることで、
例えば商品やサービスの説明などは理解しやすくなり、
ユーザーが内容を理解することが容易になると同時に、
検索エンジンにとっても、重要な部分を解析しやすい文書構造となります。
また説明に使用するトピックを重要度の高い順に並べておくことで、
ユーザーが重要な部分を見逃す確率を減らすことができますし、
また視覚的にも構造を理解しやすくなります。
文書全体の冒頭で結論を伝えることはもちろんですが、
各段落についても、その段落で伝えたい情報について、
段落の冒頭部分で結論を伝えるようにします。
文章を結論から書くことにより、ユーザーは本文の内容を把握しやすくなり、
伝えたい内容がより伝わりやすくなります。
また検索エンジンに対しても、
body要素の先頭に近い部分やp要素の先頭に近い部分に結論を書くことで、
強く重みづけがおこなわれる位置に
効果的にキーワードを含ませることができるようになります。
(4)一段落では一つのトピックだけを扱う
斜め読み、というユーザーの行動をサポートすることは重要ですが、
これを効果的に進める上で重要なことは、段落の構成です。
斜め読みをする人は、
各段落の先頭の数ワードばかりを拾い読みしていく、
というスタイルをとることが多いといわれており、
実際に筆者もこのようなスタイルをとっています。
この場合、一つの段落で二つ以上のトピックについて扱われていると、
二つ目以降のトピックに気づかない可能性が高まります。
一つの段落では一つのトピックだけを扱うようにすることで、
ユーザーの理解を助けることが可能になるのです。
複数のトピックがあれば段落を分割することで、
段落の先頭ばかりを拾い読みしていくユーザーに対し、
すべてのトピックの概要を伝えるのです。
また段落の先頭には、できる限りその段落の内容を要約した一文を
置くようにします。
そうすることで、段落ごとの拾い読みを行うユーザーの理解を
より正確なものにすることが可能になります。
この段落の先頭に置く文を「トピックセンテンス」と呼びます。
(5)トピックセンテンスでユーザーの理解を助ける
段落の始めに置かれ、その段落のトピックを端的に表す一文のことを、
ライティングの用語で「トピックセンテンス」といい、
ジャーナリストなどが書く文章には必ずこのトピックセンテンスが含まれます。
新聞記事本文の最初の一文などがその好例です。
段落の始めの一文でその段落のトピックを端的に説明することで、
文章を分かりやすくすると共に、
斜め読みするユーザーにとっては内容を把握しやすい文章となります。
斜め読みするユーザーは通常、段落の先頭の数ワードばかりを拾い読みして
内容を把握しようとするためです。
英語圏などを中心とした欧文ライティングの手法では、
ビジネス文書からWebページまで、
結論から先に書くということが徹底されています。
文書全体の中で先頭に結論が記述されているだけでなく、
文書を構成する各要素の中でも同様で、
例えば段落であればその先頭付近では、
その段落の結論を記述するという記述がなされています。
(6)キーワード突出度への対応
検索エンジンもまた、段落の始めの数ワードには強い重み付けをします。
これを「キーワード突出度」といいます。
ここまで述べてきたような理由で、段落の始めの数ワードには、
その段落の中で特に重要なキーワードが含まれると考えられるからです。
ユーザーに対してわかりやすい文章を書くことで、
検索エンジンにも適切に評価されるようになるのです。
英語圏で開発される検索エンジンも
その文書構造をふまえたスコアリング手法を行っており、
各HTML要素の先頭付近に記述される語句に強い重み付けを行うわけです。
例えば、段落を示すp要素や、見出しを表すh要素、表題を表すtitle要素など、
全ての要素で先頭付近に出現する語句を強く重み付けます。
これを踏まえ、段落などの要素の先頭にトピックセンテンスを配置し、
先頭付近に重要なキーワードが含まれるようにライティングすることによって、
読者の理解を助けると共に、
検索エンジンにも評価されやすい文章を書くことが可能になります。
hyoko注:
長く通っている「国語サークル」でも、
たびたび「トピックセンテンスを探す」
あるいは「パラグラフ(段落)の主題を読み取って書かせる」
提案がなされる。
しかし、日本には
「トピックセンテンス」と「パラグラフライティング」
が根付かない文化がある。
この文化自体を理解させない限り、生徒は大人になってからも
従来の「日本らしき良き文章」を書き続けることになる。
周りがみんなそうしているからだ。
以下に、別のサイトからの書き抜きを示す。
■日本語で上手な文章を書くには:10の「べからず」
出典:2006-09-08svnseeds’ ghoti!http://d.hatena.ne.jp/svnseeds/20060908#p1
(hyoko注:上記サイトから中心的な主張の書き抜き)
日本ではこのような特徴を持った文章が
――小学生の読書感想文に限らず、新聞の社説でも――
良いとされている
1. 何について述べている文章なのかは最後まで明らかにしてはいけない
何がテーマなのかが最後までわからない文章が良い
2. わかりやすい構成の文章を書いてはいけない
曖昧模糊として脱線、反復や省略が多く、
読者それぞれに異なる印象を残す文章が「良い文章」
3. 結論を冒頭に述べてはいけない
結論を冒頭で述べることは、日本では「味気ない」もの
4. 結論を最後に述べてもいけない
結論を明確に述べるのは文章の余韻を殺す、ぶしつけなもの
結論は読者が行間を「読む」ことで見つけるもの
5. ひとつひとつの文章はできるだけ長く曖昧なものとしなければいけない
何度読んでも何も言っていないように読める文章はもっと良い
6. 主張は断言せず、曖昧に述べなくてはいけない
明確に言い切ってはいけない。
「・・・と思う」「・・・ではないか」など、
自信無げに述べるのがつつましく奥ゆかしい名文の条件
7. 主張の根拠を明示してはいけない
8. 客観的な記述は控えなくてはならない
9. 他人の主張を批評してはいけない
誰かが書いたものを批評することは、もっともしてはいけない
全人格的な侮辱としてとらえられるからだ。
主張を批判的に検討することすら、その人への侮辱であると考えられている。
10. どうしても他人の主張を批評する必要がある場合は、
主張そのものではなく、その人の生い立ちや人となりについて述べなくてはならない
他人の主張そのものについての批評は避けられている
が、その人の人格に関する論評は大いに行われている。
ある主張について具体的に検討したい場合は、
主張そのものを扱うのではなく、
著者の生まれや育ち、人となり、また思想信条を問題としなければならない
(注:2010年11月9日(火):ここから―――――――――――――――――――――
つまり、これらが示すのは日本の文章の特徴ではなく、
日本人の思想・生き方の特徴である。
他にも例えば、
「空気を読む」という表現はオカルト的だ、
と外国では思われると読んだことがある。
空気など読めるはずがない。
だが、日本では曖昧なものから
「察する」ことが「人間として」
価値あることとされるのだ。
はっきり言わないことが「美徳」だから、
「陰口」も日本特有の文化と想像される。
このような思想背景から、日本には「トピックセンテンス」という概念が根付かない。
したがって、「svnseeds’ ghoti!」で別に述べられているように、
日本の児童・生徒に
欧米型の「トピックセンテンス」と「パラグラフライティング」の書き方を教えるのが
本当に良いことなのか疑問である。
なぜなら、将来苦労することが目に見えているからだ。
欧米型の文章を身につけると、日本の新聞を読み解くのに苦労することになる。
また、『読書感想文』で高評価をもらうことはできないし、
自分が文章を書く場合
「味気なく」「奥ゆかしさに欠け」「相手を侮辱している」
と受け取られることになるのである。
これを踏まえて、中学校国語の授業をどうつくるかが問題だ。
だが、今、僕にはその必要も力もないので省略する。
:ここまで―――――――――――――――――――――――――――――――