みれいの近郊生活(ITI)

変えられる事も・変えずに済む事も重要

筑波山の南側・北側

2007年07月16日 | 公共交通
 つくばエクスプレス(首都圏新都市鉄道)が開業して
秋葉原駅(東京都心)から
 守谷駅(茨城県内)まで32分
 つくば駅(筑波研究学園都市)まで45分
で行けるようになりました。
その効果が周辺でも得られるように、つくば駅からシャトルバス・
急行バスの運行が始まっています。
それによりつくば駅(バス停名はつくばセンター)から
 大穂庁舎(旧大穂町中心部)まで13分
 筑波庁舎(旧筑波町中心部)まで25分
 筑波山神社入口(筑波山頂へのケーブルカー乗り場)まで40分
 真壁駅(旧真壁町中心部)まで45分
で行けるようにもなりました。

 ところがこのつくばエクスプレスの開業が、並行して高速バスを
走らせてきた関東鉄道の経営に影響を与えてしまい、関東鉄道のバ
ス路線の縮小が進んでいます。

 つくばセンター~真壁駅・岩瀬中央公民館間の急行バスは2007年
3月31日限りで運行を打ち切りました。途中の筑波山口で普通便に
乗り継ぐという手を考えてみたところ、前のブログで書いたような
状態になっていました。
筑波山口~真壁駅間の路線バスは1987年の筑波鉄道の廃止後は真壁
へのメインの公共交通になっていましたが…。
茨城県の西部は「どこへ行くにもクルマ」という地域で、バスもガ
ラガラというのはわたしが中学生のころにはそうでしたから…。

 筑波山の南側(筑波山神社側)と北側(真壁側)でもこれだけの
差があります。
公共交通で「いばらきの夏」を楽しみに行かれる場合は
エリアによるライフスタイルや価値観の違いも感じていただければ
と思います。

『真壁祇園祭』 7月23日~26日開催

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筑波山口からの筑波山「筑波山口バス停から見る筑波山」
  旧筑波鉄道筑波駅の駅舎はバスの営業所として健在です。
  廃線跡はサイクリングロードになっていて、ホームはその面影
  を残した休憩所になっています。


▼ 「筑紫湖から見る紫尾団地」(筑波山口~紫尾団地~真壁駅)
筑紫湖からの紫尾団地「折れている鶴田バス停のポール」
  下妻駅~鶴田~真壁駅間の路線バスは昨年3月で定期運行を終
  了し、冬休みのみの運行になっていますが、本当に廃止になる
  という話も…。

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