東秩父村の和紙の里ふるさと文化伝習館から始まった
「比企歴史の丘巡回文化財展 比企のタイムカプセル20 比企の近代遺産」
の展示の中に
■青い目の人形~日米交流~
があります。
展示が写真パネルで占められている中で、『青い目の人形』だけだ現物展示でした。(多分)
パンフレットにある ■青い目の人形~日米交流~
の部分を載せてみました。
(※実際には縦一列の文面ですが、見易くするために二分割して横二列にしました)
この青い目の人形に関しても、今、話題の人物渋沢栄一翁が関わっていたことが記されています。
渋沢栄一は、経済人としては既に十年前に引退し社会事業家となっており八十六歳になっていまし
たが、受け入れのために東奔西走したとのことです
大河原尋常高等小学校に贈られた 青い目の人形「マーガレットフォックス」
許可を得て撮影させていただきました。
なお、この青い目の人形「マーガレットフォックス」は普段でもここ【ふるさと文化伝習館】に
展示されています。
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青い目の人形
作詞:野口雨情
作曲:本居長世
青い目をしたお人形は アメリカ生まれのセルロイド
日本の港へついたとき いっぱい涙をうかべてた
わたしは言葉がわからない 迷子になったらなんとしょう
やさしい日本の嬢ちゃんよ
なかよく遊んでやっとくれ なかよく遊んでやっとくれ
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この童謡は、昭和2年(1927)に、青い目の人形がアメリカから贈られて来たので作られたとばかり
思っていましたが、実はそれ以前の大正年間に発表された童謡とのことです(詳細は省きます)