吉見町西吉見地内にある『永府門樋』を訪ねて来ました。永府門樋は、近隣の水田への水源として、
明治34年に市野川と農業用水との交点に造られた煉瓦造の樋門です。
名 称:永府門樋(えいふもんひ)
建 設:明治34年(1901)
形 式:煉瓦水門
規 模:長さ 3.3m、高さ2.6m、天端幅5.2m
指 定:吉見町指定建造物(名称:永府門樋 平成18年〔2006〕6月7日指定)
選 定:公益社団法人日本土木学会の「日本の近代土木遺産」に選定
所在地:埼玉県比企郡吉見町西吉見
永府門樋について知ったのは現在開催中の
「比企歴史の丘巡回文化財展 比企のタイムカプセル20ー比企の近代遺産ー」
での展示(写真パネル)で、その中に
■水府門樋~近代化を支えたレンガ~
があったことによるものです。
「比企歴史の丘巡回文化財展 比企のタイムカプセル20ー比企の近代遺産ー」パンフレットから、
■水府門樋~近代化を支えたレンガ~
を抜粋
(※実際には縦一列の文面ですが、見易くするために二分割して横二列にしました)
ここにも渋沢栄一翁のお名前が・・・
市野川用水路の右岸から
市野川用水路の右岸から 永府門樋:川表
右書で 永府門樋 と入っています
永府門樋を北側から
余談ですが、市野川用水路の永府門樋のある左岸から右岸に行くにはぐる~と回り込まなければ行
けません
「吉見町指定建造物 永府門樋」説明板
永府門樋:川裏
永府門樋を横から
左:川裏 右:川表
永府門樋川表を斜めから
散策日:令和3年(2021)9月7日(火)