藤岡歴史館秋季企画展
古墳時代の祈りのカタチ 白石稲荷山古墳と群馬の石製模造品
会期:令和5年10月7日(土)~12月3日(日)
場所:藤岡歴史館企画展示室 (藤岡市白石1291-1)
主催:藤岡歴史館[藤岡市教育委員会 文化財保護課]
協力:國學院大學博物館、東京国立博物館、群馬県、高崎市教育委員会、富岡市教育委員会、
香取市教育委員会
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秋季企画展「古墳時代の祈りのカタチ -白石稲荷山古墳と群馬の石製模造品-」
古墳時代のマツリで使われた祈りの道具である、石製模造品(せきせいもぞうひん)。古墳時代前期(4
世後半)に奈良盆地周辺で生み出され、古墳時代中期(5世紀)には、関東地方を中心に流行し、古墳時代中期
を代表する遺物の一つとなっていきます。
本市の白石稲荷山古墳は、今から90年前の昭和8年(1933)の発掘調査で多量の石製模造品が古墳へ納められた
そのままの状態で発見されたことで、全国的にも知られる前方後円墳です。その出土品は、発掘調査直後に東京
国立博物館へと買い上げられ、現在まで展示・収蔵されています。本展示では、約1世紀の時を経て白石稲荷山
古墳の出土品が里帰りします。 《藤岡市ホームページより》
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を観覧してきました。
藤岡歴史館入口 企画展のポスターがお出迎です
企画展示室入口
今回の企画展は、
第1章 石製模造品とマツリ
第2章 石製模造品の出現したころ
コラム 石枕と地域間交流
第3章 白石稲荷山古墳の石製模造品
コラム 滑石製合子が示すもの
第4章 石製模造品のマツリの展開
第5章 藤岡市域のモノづくり
からなっています。
企画展示室内の模様 第1~5章、コラムのパネルとショーケースに収められた展示品
第4、5章は常設展示室に展示されていました
全部の紹介は無理ですが何点か紹介しておきます 画質が悪いのはご勘弁ください
第1章 石製模造品とマツリ
滑石
第2章 石製模造品の出現したころ
①小型仿製鏡 ②碧玉製管玉 ③鉄製品 ④石製模造品
石製模造品
左:石枕と地域間交流 右:白石稲荷山古墳と石製模造品 ・ 白石稲荷山古墳 西槨副葬品
常総型石枕 石製立花 刀子形石製摸造品
白石稲荷山古墳と石製模造品 ・ 白石稲荷山古墳 西槨副葬品
石枕 白石稲荷山古墳出土遺品
滑石製勾玉 白石稲荷山古墳出土遺品
滑石製合子
杵形石製模造品
第4章 石製模造品のマツリの展開
第4章 石製模造品のマツリの展開
第5章 藤岡市域のモノづくり
本企画展のタイトルにも入っている国指定史跡白石稲荷山古墳(本年4月の散策時に撮影)と
購入してきた「展示解説図録」(¥200)
観覧日:令和5年(2023)10月25日(水)