四季・めぐりめぐりて

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さきたま史跡の博物館「古墳群ガイドツアー」に参加してきました。

2024年04月08日 | 史跡・文化財めぐり〈団体〉

埼玉県立さきたま史跡の博物館のリニューアル記念イベントが 4 月 6 日(土)に開催されましたので、
そのうちのひとつ「古墳群ガイドツアー」に参加してきました。
今回の古墳群ガイドツアーは、埼玉古墳群の古墳のうち、築造時期の古い順に3基の古墳(稲荷山古墳・
丸墓山古墳・二子山古墳)を、さきたま史跡の博物館の学芸員の案内で回ったもので、上掲の「国指定特
別史跡埼玉古墳群」図のA~G~Aのコースでした。



午前の部と午後の部のうち自身は午後の部(午後2時~3時15分)に参加
事前予約の必要はなく当日申込で各回先着30名程度ということで、さきたま史跡の博物館前で受付が行われ
ました。午後の部の参加者は約20名程だったようです。



博物館前から愛宕山古墳、忍城城主であった奥平松平家9代・11代・12代の墓がある天祥寺の脇を通り丸
墓山古墳方向に



丸墓山古墳の手前まで来ました。コンクリートポールの先の道は、石田三成が忍城を水攻めにするために
築いた石田堤の跡の一部
ここを右折して稲荷山古墳へと向かいます



稲荷山古墳前方部の階段を登って
この稲荷山古墳の前方部は田畑に転用するために土取りが行われてしまったため消失していたものを復元
したもの



稲荷山古墳前方部から丸墓山古墳を


前方部から後円部へ


国宝「金錯銘鉄剣」等が出土した場所について説明する学芸員
この稲荷山古墳の築造時期は5世紀後半、墳長全長120.2m



稲荷山古墳後円部から下って丸墓山古墳へ


丸墓山古墳へは北側から登ります


丸墓山古墳周囲の桜と菜の花も満開です


丸墓山の築造時期は6世紀初頭、直径105.0m
数年前までは日本で1番大きな円墳とされていたが、奈良市の某円墳がこれを上回るとされ、一番ではな
くなったが日本最大級クラスの円墳であることに変わりはありません
墳頂にて、丸墓山古墳は台地の端の方に築造されたと説明する学芸員
学芸員の左側に少しだけ見えるのが将軍山古墳



墳頂から石田堤跡の桜


やはり墳頂から


これも墳頂から


南側の階段から降りて今度は二子山古墳に向かいます


二子山古墳  築造時期 6世紀前半、墳丘全長132.2m 
埼玉古墳群の中では一番大きな遠方後円墳

この後、愛宕山古墳の脇に出て博物館まで戻って解散 予定よりちょっと早く、ちょうど一時間のツアー
でした。


催行日:令和6年(2024)4月6日(土)

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