日高市と毛呂山町にまたがってある奈良から平安時代の寺院跡「大寺廃寺跡」を訪ねてみました。
名 称:大寺廃寺跡
種 別:寺院跡
指 定:埼玉県選定重要遺跡(昭和51年〔1976〕10月1日選定)
日高市指定史跡(平成2年〔1990〕3月10日指定)
所在地:埼玉県日高市山根字大寺1316
埼玉県入間郡毛呂山町葛貫1125‐1ほか
現在でこそ大寺廃寺跡は日高市と毛呂山町の2市町にまたがっている形になっていますが元は同じ山根村
葛貫でした。昭和14年(1939)4月1日、山根村は毛呂村(毛呂山町)に編入しましたが、大字葛貫のう
ちの一部が高麗川村(現在の日高市)に編入し、大字山根となったものです。
ひらたく言えば大寺廃寺跡のある場所が日高市と毛呂山町に分かれてしまったということになります。
現地説明板の背後に礎石があります。
『大寺廃寺跡』説明板
小機説明板にある日高分の内の1棟 東西3間、南北3間の建物跡の礎石
同上
同上
同上
他の建物跡、遺構についての記述はありませんが、発掘調査後に埋め戻されたものと思料します。
散策日:令和3年(2021)3月23日(火)