講師力

講師力とは、

如何にコンテンツに頼らずに

受講生に「気付き」を与えられるか？

に尽きると思います。


『気付いた人』は、自ら学び、どんどん活用していきますが、

『学んだ人』は頭でわかっても、

行動に移せる人と移せない人がいるように思います。


特にコミュニケーションスキルや、ファシリテーションスキルは、

知識だけあっても使えなければ意味がなく、

身について初めて役立つスキルです。


最近、講座の中でエクササイズを活用する講師が増えていますが、

講師力のある人とない人の「差」は、

エクササイズが終わった後のコメントにあると思います。


講師によっては、受講生に依存してしまうケース、

つまりエクササイズを行うことが目的になってしまうようなケースです。


それだと、「受講生の質」によって、

気付きを得られる人と得られない人が出てくるので不公平な気がします。


エクササイズの終わった後の振り返り

ここに講師の差が出てきます。


受講生の気付きを全体で共有することで、

また受講生が「ハッ！」とするような質問を投げかけたりすることで、

「大きな気付き」に結びついていくのではないかと思っています。



受講生に対して

ときには、ズキン！とする鋭い質問があったり、

そうだよねぇ～！と共感できる暖かい質問があったり。


そこに講師の質、講師力の違いが出てくると思います。


そういう講師の養成と自分自身の講師力向上を目指して日々研鑽です！！