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裁判員になったら?

2008年07月30日 14時32分23秒 | 社会との関わり
さて、裁判員制度の物理的な事情は

仮にクリアーされたとして、次の問題です。


日頃、自分の意見をまとめて発表する・・・などという

経験の少ない方が、

実際に裁判に参加し意見を求められたとき、

自分の意見を発表できる人がどれだけいるでしょうか?


もしもそこに話術のうまい人が居た場合、

その人の意見に引っ張られたりすることはないのでしょうか?


論理的にこうでしょう!!と突き詰めて発言された場合、

異論があったとしても、

それに対して話が出来る人は極わずかのような気がします。



そのような場面で、自分はこうこうこういう理由でこう思います。

といえる人がどれだけ居るか?


非常に疑問です。



また、量刑に関しては裁判官の方が過去の事例はこうです、

と示された場合、それに習わない選択ができるのかどうか?


過去の事例に捉われるようであれば、

現行の裁判制度を改善するのは難しいのではないかと思います。


そして、裁判をされる側が、

誰かの意見に引っ張られた形で出された結論を

受け入れることができるのかどうか?


私だったら、イヤだなぁと思います。

本当にちゃんと審議されたのかしら?

と、納得できません。



裁判員制度では、国民一人ひとりに

論理的判断力とコミュニケーションスキルが

求められているように思います。


裁判員制度を導入する前に、

そういうトレーニングが必要じゃないかしら?

と、思うのは私だけでしょうか?



私は、そのような研修を多く実施していますので、

1人でも多く、受講生の方々が、

ご自分の考えを持って、それを相手に伝わるように話せる

スキルを身に付けて頂けるように頑張りたいと思います。