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「教育」と「学習」の違い

2008年12月12日 14時01分32秒 | 江戸しぐさ
江戸時代の寺子屋では、

子どもたちが学習・・学ぶ(語源は真似る)、習う・・を行っていました。


それに比べ、現代は、文科省による教育システム(教え育てる)

プログラムの中で生きています。


大人が決めた「教える、育てる」内容をある意味押し付けられていて、

自主的に学ぶ、とか習うという場はとても少ないと思います。


そして、今の学校教育制度の中では、大学まで含めて

教師は「教える」ことはしていても、

生徒が「学ぶ」ことのお手伝いはしていないと思います。


つまり、生徒が学び、身に付けることが目的となっていないため、

生徒がわかろうがわかるまいが、「教える」ことを

ただ一方的に行っても良いわけです。

だからレクチャー教師が多いのでしょうね。

時間割に添って、レクチャーをやり続ければ仕事としてはOKなのですから。



本来の義務教育とは、親が子どもたちの学ぶ権利を奪ってはいけない!

親は、「子どもに学ばせる義務」をおっているわけです。

それでいて、子どもたちの「学ぶ権利」はどこに行っちゃったのでしょうね?


先日、ノーベル賞を受賞された方々も仰っていましたが、

子どもの頃に「理科が面白い!」と思ったのがきっかけだったそうです。


子どもたちに理科や算数や国語など、何でも良いですが

「面白い!」「もっと知りたい!」という

気持ちを持たせることから始めなければいけないと思います。


面白い!もっと知りたい!と思った子どもたちは、

親が勉強しなくてもいい!と言っても、

自ら学ぶに違いありません。


それは、「勉強」ではなく、「自分が興味のあること」だからです。


親や教師の役割は、いかに子どもたちの興味や自主性に火を付けるか?

かも知れませんね♪



私が先生だったら・・・

社会の歴史は、ジャニーズのタレント主演の時代劇ドラマの

DVDを作成して、タレントへの興味から、その役に興味をもってもらおうと

思います。

算数なら、問題を解く、答えをだす喜びを味わってもらうことに専念するし、

国語なら、いろんな漢字を競争して覚えてもらうとか、

ゲーム性を持ち入りながら、チームワークを築きつつ、

学習させようと思うなぁ~♪

もちろん、理科はでんじろう先生のように、

理屈ではなく、実験を楽しんでもらって、興味を持ってもらう!!


そんな授業なら、私自身もまた受けたいと思います。o(^-^)o