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12人の怒れる男 SENDAI座PREZENTS

2010年09月03日 14時43分30秒 | 映画・ドラマ・舞台
昨晩、仙台市の春日町にある白鳥ビルに

SENDAI座PREZENTS『12人の怒れる男』

のお芝居を観に行って来ました。


このお芝居は、レジナルド・ローズという方の原作で、

アメリカの陪審員制度のお話です。

12名の陪審員が、父親殺しで裁判を受けた少年が

有罪か無罪かを判断するというものです。


明らかに有罪だろう・・・という大半の意見の中で、

たった一人の陪審員が、そう簡単に判断して良いだろうか?

例えば、商人が嘘をついていたとしたら?

人は嘘をつくつもりがなくても、勘違いすることもあるのではないか?

そのようにちょっとずつ違った視点でその事件をみることで、

ほぼ100%有罪だと思われた事件が、

実はそうではないかも知れない・・・

さまざまな仮定、論理的整理、事実確認などを行ないながら、

無罪を唱える人が2人、3人と増えていき、

最終的に陪審員の結論は「無罪」となるのです。


12人の陪審員のそれぞれの抱える問題が引き出されたりしながら、

お互いに少年一人の命がかかっている判決に

真摯に取り組む人、早く帰りたい人、感情的になる人、

論理的に捉えて話し合おうとする人など、

さまざまな人間模様が描き出されていました。


これを観て感じたのは、

日本の裁判員に選ばれた人たちが、

たった一人だけ異論を唱えることが

できるのだろうか?という懸念です。


そして多くの場合、その理由を聞かれると思います。

そのときにきちんと自分の考えとその理由を

言えるのかどうか?とても心配です。


それから、たった一人別の意見、異論があった場合に、

他の人たちはその意見を大事に取り扱ってくれるだろうか?

という心配です。


ファシリテーションの場面では、

少数意見を切り捨てないで、

その少数意見の方の満足度も考えた

話し合いを行ないます。


そのような話し合いのやり方や、

少数意見の方への配慮などを

わきまえた方々が裁判員に選ばれれば

良いのですけどね。。。


裁判員同士の会話が、対等に円滑に行なわれるのか?

それがとても心配になりました。


日本も裁判員精度が導入されましたから、

ご自身が裁判員になった場合のことも想像しながら

このようなお芝居をご覧になると

良いのではないかと思いました。


このSENDAI座PREZENTS『12人の怒れる男』は、

残り4ステージがあります。

9月3日(金) 19:00

9月4日(土) 14:00、 19:00

9月5日(日) 15:00

会場は、春日町の白鳥ホール8Fです。

(会場はかなり熱いので、アイスノンとか氷持参をお薦めします♪)

当日券 ¥4500-  前売り ¥4000-

もしいらっしゃりたい方は、

ご連絡頂ければ前売り券を手配できるかも♪


良かったら、仙台の役者さんが頑張っていますので、

是非お出かけくださいませ♪(^^♪