極和ファシリテーションとは何か?を定義づける時に、
「向上心」や「成長意欲」があることを大前提にしています。
この「向上心」とか「成長意欲」とは、
“もっと良くなりたい!”とか、“より多く満足したい!させたい!”という気持ちです。
100%達成したからOK!ということではない、ということです。
例えば、先日韓国では旅客船が転覆しましたが、
仮にあなたが乗っていた船が沈没して、7名が船に取り残されたとして、
そこにライフジャケットが5つしかなかったらどうしますか?
早い者勝ちですか?
ジャンケンして勝った人ですか?
このような場面では実際、自分が助かりたい一心で行動するのかも知れませんが、
このような場面で、5人だけ助かって、2人の命を犠牲に・・・と考えてしまうのか?
何とかして全員が助かる方法はないか?を考えるのでは、
結果が変わります!!
では、どうやってその5名を選ぶのか?
7人のうち5人しか助からないのなら、
全員平等に誰もライフジャケットを使用しないことを選択するのか?
このような場面でファシリテーションを活用できたら
本当に素晴らしいと思います。
あなたがこのような場面に直面したとき、
あなたはどうするのがベストだと思いますか?
きっと、そこには正解はないと思います。
ですが、どの答えがよりベストか?!
そして、如何によりベストな答えを引き出せるかが重要なのです。
そこには、何としても7名全員助かる方法はないか?
と、まずは考えることからがスタートです。
そして、そのためにはどうしたら良いか?
実際、命を失くすかどうかの場面に直面したときに
どのように行動するのか想像はつきませんし、
我先に助かりたいと思うのかも知れませんが、
仮にそうだとしても責めることはできません。
ただ、何も起きていないとき、このような場面で自分はどうするだろうか?
と、普段から考えておくことが、とっさの場面でも
何かしらより良い方法が見いだせたり、引き出せたりするのだと思います。
答えを考えてくださった方とは、
是非、じっくり語り合いたいですね♪(*^-^*)