「謝罪」すべき場合と「感謝」すべき場合を
取り違えてる人がときどきいらっしゃいます。
何かしてもらったら、「すみません」ではなく「ありがとう」と感謝すべきなのに
「やって頂いて申し訳ありません」とお詫びする人がいます。
このことは極和ファシリテーター養成講座では何度もお話することですが、
自分が誰かのために何かしたときは、
「役に立てたこと」が喜びなので、
それに感謝してもらうと喜びが倍増するのです。
それに対して「申し訳ありません」と言われると、
役に立てて喜んだのが、“相手に謝罪をさせることをしてしまった”と
反省するような気持ちになり、喜べなくなってしまうのです。
今日も個人セッションでこのような話題が出て、
生徒さんだけでなく自分自身にとっても勉強になりました。
というのは、何かしてもらって「感謝できる」ということは、
「してもらったこと」を受け取れる器の大きさがあるか?
ということも問われることがわかったからです。
例えば友達に立て替えてもらった70円を払う・・と言うような場合、
100円を出しておつりの30円はいいよ上げるよ・・と言われたら
そうお?と受け取る人は多々居ると思いますが、
1万円のおつりの9730円をいいよ上げるよ・・・と言われたらどうでしょう?
いやいや受け取れないよ・・・と断る人の方が多いのではないでしょうか?
いやいやそんなことはない。上げるって言われたんだから、
喜んでもらうよ♪という方もいらっしゃるでしょうか?
受け取ったとしてもそのあとで、9730円を受け取った事に対して、
「すみません。頂いちゃって・・・」なんて言ったりしませんか?
この金額がいくらまでなら受け取れて、いくらからは受け取れないのか?
その金額がその人のお金に対する意識やブロックだと思います。
2万円のコース料理をご馳走するよ♪と言われたらどうですか?
わぁ!嬉しい!ありがとうございます!!と素直に喜べますか?
そうした方がご馳走した人も嬉しいと思います。
そのときに「すみません。高価なお食事をご馳走になってしまって・・」と
謙遜したりすると、ご馳走した方も何だかイイ気分にはなれないものです。
そして過分にして頂いたと思うなら、
してくれた人に対して、その人が喜ぶことでお返しすればいいのです。
2万円ご馳走してもらったから、2万円ご馳走して返さなきゃ・・・と
思う必要はありません。
あなたの得意なことでお返しすれば良いのです♪
「感謝」すべきときには「こころからの感謝」を♪
「謝罪」は迷惑を掛けたり、謝罪すべきときに使いましょう♪
「感謝」と「謝罪」の区別はついていますか?
是非セルフチェックしてみてくださいね♪\(^o^)/