江戸しぐさでは
「でも」「だって」のような戸閉言葉や
「だからなに」というような水掛け言葉は
使ってはいけないとされていました。
あなたはどうですか?使っていませんか?
あなたが誰かの言葉のあとで「でも」を使ったら、
あなたにその意思があろうがなかろうが、
あなたはその誰かの行ったことを「否定」していることになります。
相手の発言を否定したくて言う場合はそれはそれで良いと思いますが、
もしも否定したくないのにそう受け取られてしまったとしたら
悲しくないですか?
例えば上司があなたに
「明日までに〇〇をやっておくように」と指示した際に、
明日は予定が入っていたとします。そのような場合、
「でも、明日は□□の予定がありますよね。」と言ったら
上司は(私の言うことがきけないのか?!)と内心思ってしまいます。
そのような場合には
「わかりました。明日は□□の予定があるので、その前に終わらせておきます。」
もしくは、
「わかりました。明日は□□の予定があるので、そのあとになってしまいますが
それでも大丈夫でしょうか?」
このように、「わかりました」と上司の発言を肯定した上で
確認をすれば「否定」にはなりません。
言葉の選び方ひとつで
相手の心証を悪くするとしたらそれはもったいないことだと思います。
相手の気分を害さず、
かと言って指示に従うだけでなく自分の考えも発言しつつ、
より良い結果を得られるような行動と言葉の選び方ができるようになると
イイですね♪
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