~松江市・恵曇漁港にて~
聞けばこの道60年の漁師さんだと云う、今は漁を息子に譲って、気が向けば波止
場に出て、破れた網の繕い仕事に精を出しているとか。
「お元気ですね~」と声をかけると、「海が好きだからここまで来てしまったのヨ。ワ
シの生き甲斐だから!」と、きっぱりと言い切る、繕いの手を休めることもなく、この
道一筋のおじいさんである。
漁は引退したというものの、肌は黒光りして精かんそのもの、顔に刻まれたシワが
漁師として一筋に打ち込んできた、男の歳月を感じさせる。
ほんと、いい顔ですね~
「相田みつを」も言っています「曲がりなりにも一本道 迷いながらも一ツこと」と。
ひょっとして、このおじいさんが現役の頃、獲った魚が我が家の食卓に上っていた
のかもしれません?
いや、きっとそうです!
~今日も良い一日であります様に~