タカちゃんの絵日記

何気ない日々の感動を、スケッチと好きな音楽と、そして野鳥写真を。。。

日の道や あおい傾く さ月あめ。 (松尾芭蕉)

2012-07-24 | 風景

梅雨入り頃に咲き始め、梅雨明けと共に花も終って行く、「タチアオイ

別名を「梅雨葵」とも言います。

各地に爪痕を残した梅雨も明けて、一気に酷暑の真夏に突入した感が

ありますが、この時期、際立つ稲田の緑と、青い空を背景に色とりどり

のタチアオイが美しく、スケッチ心がくすぐられる。

タチアオイは花茎がスクッと2メートル近くも立ち上がり、下から順序良く

頭に向かって、花も咲き上がって行きます。

・白・ピンクと色も多彩で、一重八重、ハイビスカスに似た花が

夏の陽を受けて華やかに咲き揃う。

今年もタチアオイの季節は、しばらくすると陽の和らぎと共に去って行き

ます。

この花、花びらの根元に粘着性があり、北の方では、花びらを額に付け

鶏を真似(鶏冠)る遊びがあって、北海道の一部では、「コケコッコー花」

と呼ぶ地方があるとか、いかにも日本らしい、面白い遊びですネ。

     ~今日も、良い一日であります様に~