随分陽が長くなりウォーキングは、少し足をのばして郊外の田園地帯を歩いて
みました。
日中は暑くてとても歩けません!
だからこれからの季節は、陽の陰った夕方につけて、未舗装の田舎道を選んで
歩く様にしょうと思って、いろいろコースを考えているところです。
田んぼ道を歩いていると、時折涼風が吹いて来て赤トンボがたくさん飛ぶ懐かし
い風景に出会いました。
若いお母さんが子供達にせがまれたのでしょう、タモと虫篭を持って虫取りをして
いました。
このトンボは、俗名を「盆トンボ」と呼び、旧暦のお盆の頃に一番多く見られるトン
ボです。
子供の頃には、この薄オレンジ色の「盆トンボ」(精霊トンボ)が、午後から夕方に
かけて無数に飛んだいましたが、このトンボだけは「ご先祖様の使いだから、絶対
に捕ってはダメ」と教えられていたため、捕らないことにしていました。
この盆トンボ(学名・ウスバキトンボ)は、寒さに弱く冬を越せるのは、日本では沖
縄県位のものの様ですが、幸い渡り鳥の様に長距離飛行が出来ることから、冬も
暖かい沖縄・小笠原あるいは東南アジア等の地域から、春の早い九州や四国の
南端に飛来して(早春に)、産卵ふ化しつつ個体数を増やして、当県には6月に入
ってから姿を見せます。
こうして世代を繰り返しながら、北海道にまで北上し、冬には果てて行くそうです。
だから「昔の人が言うように」、捕らずにそっとしておいてやりたいものです。
~今日も良い一日であります様に~