とだ*やすこの「いまここ@島本」

暮らしの豊かさ最優先!
ひとが主役のまちづくり!

大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

平成23年度スタート

2011年04月03日 | とだ*やすこの活動日記
4月1日、府議会選挙の告示日。応援している候補者の出発式に参加。午後1時半まで街宣車に同乗、桜が咲きはじめている街を走り、有権者のみなさんに手を振りました。大阪のユーモア、大阪の明るいお節介、大阪の一緒に生きていこ、という力が東日本の被災者のみなさんの元気になる、援助になるという候補者の訴えにおおいに共感しました。

「阪神淡路大震災と異なる点は、被害の大きさに加えて、原発の事故が加わったこと。この間に、市町村合併と郵政民営化が行われたこと。職員と公務員の数が減っています。合理化、効率化で人の命は救えません。結局、人は人によって救われ、人によって支えられるということを、震災の被害が教えてくれました。」

わたしにとって議員活動一期3年目を迎える平成23年度がはじまりました。新しく職員を迎え、退職者が職場を去ります。人事異動も発表されました。職員数削減により、ひとりひとりの守備範囲が広く、職務の実感と充実感がつまめないことが問題。島本町政運営を正規職員とほぼ同等の臨時職員が担っています。

組織のあり方に工夫が必要ですが、わたしにはまだ答えがみつかりません。しかしながら、現状を踏まえると、住民の暮らしを支える意思がみえない「大阪都構想」の危うさに憤りを感じます。反対です。

町では、住民参画、住民自治を柱にした「島本町まちづくり基本条例」が施行されました。情報の共有なくして参画はすすみません。情報公開のあり方を今一度見直し、改革を訴えます。なにより議会が変わらなくてはいけません。議員を選ぶのはみなさんです。選挙こそ改革の本丸、いついかなるときも選挙が大事です。

議員による利益分配の時代は終わりました。今後確実に税収が減るのは「景気」の問題だけではありません。人口の動向によるものでもあり、今までと同じ種類のサービスを町に求めることはできません。このことに目をむけないと「痛み」を強いるという考え方から一歩も抜け出せません。

住民・議会・町がそれぞれの役割を果たし協働する自治体が持続可能な自治体です。島本町は、小ささのスケールメリットを活かし、なにができ、なにができないのかを住民自ら考える必要があります。議員だけで考えさせてはだめ。町は大きな非営利組織。

議席は「議員の生活のため」にあるのではありません。当然、支持者のものでもありません。議席は住民3万人、主権者のみなさんのもの。預かった議席を活かすため、今年はじっくり先を見据えて働きます。

画像は、阪急水無瀬駅前の桜(3月31日朝の町政報告で)
バリアフリー工事が完了し2本の桜が戻ってきました
水無瀬川緑地公園にも移植されています

コメント
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