午前10時、桜井公開堂で開催された第1回「まちづくり協議会」を傍聴。これまでの「まちづくり勉強会」(傍聴不可)は、(財)大阪府都市整備推進センターをアドバイザーとして、地権者を対象に組合施行の土地区画整理事業などを説明し、進められていました。
傍聴が認めらるようになった協議会は、会長の司会で進行され、総合政策部・政策推進課課長が、「学校法人・西大和学園より、新しく4年生の大学をつくるにあたり、候補地として島本駅西側(およそ3ヘクタールを活用)を考えておられると説明がありました。(参加者約20名、傍聴者10名)
京都・大阪圏への進出を考えるとき、島本町の環境のよさと交通の利便性を魅力に思われてとのこと、町から誘致を行ったのではないと担当課長が断言しました。西大和学園は、奈良に短大(15年の歴史)中高(25年の歴史)があり、高校は全国屈指の進学校です。
調べてみると名門・東大寺学園に次ぐ偏差値の高さ。急成長というのは一昔も前のことで、今では安定感も実績もあるバリバリの進学校という評判でした。塾に通わなくとも学校で勉強でき(灘高スタイルというらしい)、中高一貫で寮もあり、教師は30才代中心、勢いある進学校ということでした。
当然、京大・東大など最大難関校をめざす生徒が多く、新設の系列大学に入学することは考えられない。おろらく白鳳女子短期大学(看護福祉系)を4年生に移行されると思いますが、充分な情報が得られていません。1000人規模と資料にはありました。
26年開校予定で時間的に余裕がない、結論を急がねばならないという受け手側の感覚が気になりました。周辺住民との意見交換の丁寧さを妨げる可能性があり、大きな不安要因です。調査研究をせず、学校という安心感、ブランド力による印象で歓迎してしまうと、大事なことを見失う・・・
ここ数年で短大から看護系4年制大学に移行する学校が増え、また一般的にも多くの私立大学が生徒の募集に苦労しておられます。いずれなにか建つのなら大学がより安心、望ましいという声は少なくないものの、学校法人立地は地権者にはチャンスでも、島本町にとって果たして「チャンス」なのか・・・
協議会では「勉強会ですすめてきた内容はどうなるのか、協議会第1回目で唐突に聞いて、今日返事をもらいたいというのは拙速すぎないか」という声があがる一方、「協議会ができて2ヶ月、短期間にこれだけの条件のところが打診に来ているので、急ぎ回答をだす必要があるので」はというご意見もありました。
会長(おそらく一部またはすべての理事も)は、既に2回ほど大学側と面談されており、理事の間では概ね結論を出されているというのが傍聴した感想です。「検討」という合意がなされ、今日の協議会は閉じられました。
傍聴資料は事前の説明なく回収されました。持ち帰り可能に!と事前に依頼していましたが、今回もかないませんでした。議員の傍聴者は、戸田、平野、伊集院、共産党から富永議員でした。なお清水議員は協議会の理事を務めています。
21日からの定例会では、以下の議員が一般質問でこの問題を取り上げます(一部タイトルからの推測)。
山口議員
1.島本町開発行為等について
平野議員
2.JR島本駅西地区まちづくり協議会について
戸田議員
1.もっと文化を!歴史・文化の薫る島本町
~ 玄関駅の個性を活かして ~
菅 議員
2.JR島本駅西側地区まちづくり勉強会について
傍聴が認めらるようになった協議会は、会長の司会で進行され、総合政策部・政策推進課課長が、「学校法人・西大和学園より、新しく4年生の大学をつくるにあたり、候補地として島本駅西側(およそ3ヘクタールを活用)を考えておられると説明がありました。(参加者約20名、傍聴者10名)
京都・大阪圏への進出を考えるとき、島本町の環境のよさと交通の利便性を魅力に思われてとのこと、町から誘致を行ったのではないと担当課長が断言しました。西大和学園は、奈良に短大(15年の歴史)中高(25年の歴史)があり、高校は全国屈指の進学校です。
調べてみると名門・東大寺学園に次ぐ偏差値の高さ。急成長というのは一昔も前のことで、今では安定感も実績もあるバリバリの進学校という評判でした。塾に通わなくとも学校で勉強でき(灘高スタイルというらしい)、中高一貫で寮もあり、教師は30才代中心、勢いある進学校ということでした。
当然、京大・東大など最大難関校をめざす生徒が多く、新設の系列大学に入学することは考えられない。おろらく白鳳女子短期大学(看護福祉系)を4年生に移行されると思いますが、充分な情報が得られていません。1000人規模と資料にはありました。
26年開校予定で時間的に余裕がない、結論を急がねばならないという受け手側の感覚が気になりました。周辺住民との意見交換の丁寧さを妨げる可能性があり、大きな不安要因です。調査研究をせず、学校という安心感、ブランド力による印象で歓迎してしまうと、大事なことを見失う・・・
ここ数年で短大から看護系4年制大学に移行する学校が増え、また一般的にも多くの私立大学が生徒の募集に苦労しておられます。いずれなにか建つのなら大学がより安心、望ましいという声は少なくないものの、学校法人立地は地権者にはチャンスでも、島本町にとって果たして「チャンス」なのか・・・
協議会では「勉強会ですすめてきた内容はどうなるのか、協議会第1回目で唐突に聞いて、今日返事をもらいたいというのは拙速すぎないか」という声があがる一方、「協議会ができて2ヶ月、短期間にこれだけの条件のところが打診に来ているので、急ぎ回答をだす必要があるので」はというご意見もありました。
会長(おそらく一部またはすべての理事も)は、既に2回ほど大学側と面談されており、理事の間では概ね結論を出されているというのが傍聴した感想です。「検討」という合意がなされ、今日の協議会は閉じられました。
傍聴資料は事前の説明なく回収されました。持ち帰り可能に!と事前に依頼していましたが、今回もかないませんでした。議員の傍聴者は、戸田、平野、伊集院、共産党から富永議員でした。なお清水議員は協議会の理事を務めています。
21日からの定例会では、以下の議員が一般質問でこの問題を取り上げます(一部タイトルからの推測)。
山口議員
1.島本町開発行為等について
平野議員
2.JR島本駅西地区まちづくり協議会について
戸田議員
1.もっと文化を!歴史・文化の薫る島本町
~ 玄関駅の個性を活かして ~
菅 議員
2.JR島本駅西側地区まちづくり勉強会について