とだ*やすこの「いまここ@島本」

暮らしの豊かさ最優先!
ひとが主役のまちづくり!

大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

今年の総合防災訓練

2011年06月07日 | 防災・減災=災害に強いまちづくり
午前10時から山崎の水無瀬川緑地公園で、町の総合防災訓練が行われました。東日本大震災で亡くなられた方へ黙祷を捧げ、はじまりました。毎年猛暑の中行っていた訓練ですが、都市型集中豪雨、いわゆるゲリラ豪雨に備えて6月に行うことになりました。

大震災の膨大な人的被害から、防ぐだけではなく、逃げる、しのぐという視点からの訓練が必要であることを、多くの人が気づいています。総合的な避難訓練も必要になり、もっとたくさんの住民が参加しやすい工夫を行っている先進事例を知っておかなければ、と思いました。

避難マニュアルの作成は、コンサルタント会社に委託するだけではなく「まちづくり」の視点で、住民参画によって作成されるのが望ましいはずです。今からでも遅くはないので、そういった機会を設ける必要があると思いました。

また、福井県に集中している原子力発電所で重篤な事故が起こった場合の影響を考慮した備えが必須です。長岡京市などで補正予算に放射線測定機の購入費を計上しておられるようですが、当然、島本町でも備えておく必要があります。

幼稚園・保育園・小中学校で、万が一の場合、すみやかに、継続的に自発的に測定できる体制が欲しい。今日の訓練の想定は「水害」ということですが、原発事故は原発がある限り、いつか必ず起こる可能性があり、その可能性は水害、地震よりも低いとはいえない。

いったん起こってしまえば、対策の困難さと社会的、経済的被害は膨大。人体に与える影響は深刻かつ、世代を超えて継続的です。少子化、少子化と言いながら、将来の少ない担い手となる次世代にリスクを委ねてプラントを増設してしまったことに、申し訳ない思いでいっぱいです。

さて、町内で相次いで物騒な事件が起こっています。昨日、朝9時頃、広瀬地区で40代の女性が自転車の前かごに入れていたバックをひったくられるという事件が発生。黒色ヘルメット、黒色上着、黒色のバイクに乗った小柄な男1名。警察からのメール情報によるものです。

もうひとつは、公共施設への夜間(といっても午前4時半頃)侵入者があり、現金数万円が盗まれました。公共施設に侵入できたということは非常に問題であり、既に高槻警察署に被害届が出されています。個人情報の被害はなったということですが・・・セキュリティの再度点検が必要。追って状況を詳しく調べます。

午後は、市民派と呼ばれる高槻市議との交流・意見交換会。そのなかで、やはり話題になったのは、自治体における原子力防災の必要性です。急ぎ学び取り組まなければならないことを、誰もが認識していながら、具体的な動きがとれていないというのが正直な現実です。

画像は、国土交通省の対策本部車両
実際に入ってみて内部を観ました
小さいお子さん連れの見学も歓迎
山崎保育園の子どもたちは毎年見学しています








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