とだ*やすこの「いまここ@島本」

暮らしの豊かさ最優先!
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大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

農業委員会と総務文教

2011年06月28日 | とだ*やすこの活動日記
2時から農業委員会でした。3つの議案について審議、採択しました。議案採択が終了してから、約40年間、農業委員会に所属し、島本町のために幅広いご尽力をいただいた会長から、勇退のご挨拶がありました。

「胸をはって島本の農業を守っていると申し上げていきたいという思いがある。町に農地がみえる間は、農業委員会を設置し、発展させていただきたい」と力強く語られました。「命燃え尽きるまでやりたいという思いがあるが、後継者を育てることの大切さを思うと、遅きに失したという感もある」ともおっしゃいました。お住まいの桜井周辺のことだけではなく、まして自らの私利私欲であるはずがなく、広く島本の「農」をまとめ、守ってこられた方の言葉の重みを感じました。

折に触れ、互いの政治的な立ち位置に係らず、わたしたちの意見を傾聴してくださり、思いを受け止めてくださる一方、厳しく信念を貫かれる強さを感じてきました。選任されたばかりの委員として、はじめて参加させていただいたこの日に、桜井の農地、島本の農を守ってこられた長老が委員会を去られるのは寂しい。

去る18日の「まちづくり協議会」では、会長として「できることなら農地は守りたい。しかしそれが難しいのなら、大学立地を受け入れるという選択は悪い話ではないと思う。決断のときではないか」と公言されました。80歳を超えて今なお自ら耕作されています。

農業委員会終了後、午後4時から、東大寺公演テニスコート工事、修復状況について、役場で教育委員会から説明を受け(副町長、教育次長、生涯学習課課長、係長などが出席、物々しさに驚く)、公用車で現地へ向かいました。副町長、教育委員会メンバーと、議会事務局長、課長、係長が現地へ向かい、総務文教委員会として、昨年の補修工事で瑕疵(不具合)があった箇所の再(修正)工事を確認しました。希望する議員も参加、同行しました。

クラック(ひび割れ)の補修箇所が雨や熱さなどで浮き上がっており、工事終了後一か月経っても改善されず、5月に丁寧な修繕が行われたとのこと。現場を見た限りでは、誠実な再工事であったと思います。しかし、新たに複数の小さなクラックが発生しており、全天候型のラバーコートの維持補修、まして河川敷で水脈に隣接しているテニスコートの維持が容易ではないことがわかりました。

3月議会で、使用料改定条例案が出されましたが(値上げ)、修復後に改正が行えるよう、議員提案による修正案を可決したことから、このたび、総務文教委員会として調査したものです。施工業者も現地に待機という段取りのよさで望ましいことなのですが、通常さまざまな現地視察が、さまざまな理由でなかなか実現しない立場にいる議員としては(一例:臭気の苦情が出ている第2幼稚園のトイレの状況を把握しておきたい)、なんとな~く違和感はありました。

とはいえ、今後もこういった調査が議会として円滑にできるよう、議会改革に努めてたいと思います。

画像は、JR島本駅舎の西側の巣に育つツバメの子
親ツバメがせっせと餌を運んでいます
次世代育成は、命あるものの使命です


コメント
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