とだ*やすこの「いまここ@島本」

暮らしの豊かさ最優先!
ひとが主役のまちづくり!

大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

星を観る☆サークルのこと

2013年03月08日 | やります!子ども・子育て・人びと支援
午後、議会報告「いまここ*島本」のレイアウト校正をしました。夜は第一小学校で「星を観る☆サークル」の総会&天体観測会に参加。一年間ほとんど参加できなかったので会費を納入しに行きました。6年前PTA役員をしているとき、天体ドームのある小学校にふさわしくて、保護者と児童がいっしょに参加できる活動があればと、当時の役員で立ち上げたサークルです。

PTA役員のなり手が少なく、子どもひとりに一回必ず「平等に」と、働いている母親にも母子家庭にも役員が「義務化」され、ぎくしゃくしている印象でした。一家の生計を支えておられる母子家庭の保護者が「抽選で当たってもなにもできない」と涙ながらに訴えられるなか息の詰まるような抽選会が行われました。わたしが司会の担当でした。

再選を妨げない、経験のある方、できる方で引く受けて欲しいと伝えましたが、引き受ければ1年間さまざまな活動が待ち受けていることを知っているだけに、そこをなんとか!と押しつけることがわたしにはできません。保護者が学校に楽しみながら集まってくる「なにか」が要ると痛感しました。

学校施設は地域の資産。学校には図書室も、理科室も、音楽室もある・・・あっ!一小には天体ドームがあるではないか。ふと思いついて会議資料のはしっこに「星を観るサークル」とメモしたら、隣の役員が「いいね!」と頷いてくれました。これを機に一小応援団「和」に生涯学習部が発足、なごみ倶楽部(戸田が名づけました)ができました。

めったに使われなくなって埃だらけのドームを、当時のPTA会長といっしょに掃除することからはじめました。天体観測、すなわち夜の活動なので、働いているお母さんもお父さんも参加できるのがこのサークルの強みです。もちろん課題はたくさんありましたが、当時の校長先生はできない理由を決して口にされませんでした。

続いて生け花教室ができ、それなら花鳥風月にちなんで(戸田の勝手な思いつき)、野鳥観察、そしてできれば俳句教室(風をテーマに詠むとか・・・)を立ち上げたいと思ったところで議員に立候補することを決意、活動を離れました。その後、パステル画、将棋と次々にサークルが生まれ、活動を通じて親子が学年、クラスの枠組みを超えて集まっておられます。講師はおおむね地域住民のみなさんや卒業生です。

なかでも「星を観る☆サークル」は会員が100名をはるかに超えているとのことで、正直、驚きました。天体に詳しい教頭先生が熱心に解説され、子どもたちもふざけたりしていません。世代交代しながら保護者のみなさんが学び舎にふさわしいサークルに育ててくださっていました。公立小中学校は地域を結ぶ核といえます。学校の力、保護者の力は凄いですね。


画像は、小紋の着物
毎年1月4日、山崎保育園の新春子ども茶会で
お手伝いをしています

保育園や小学校で着付け教室をしたら
子どもに浴衣を着せたいお母さんで
きっと大盛況になると思います

コメント
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