つづき
請願者から託された請願のポイント
1)島本町おける重要な都市計画決定であり、地権者の意向だけで決めるべきではないこと
2)乱開発を止めるというならば、市街化を抑制する市街化調整区域のままにしておくのがよい。その際、わずかに残る乱開発の可能性は、行政の意思で止められる部分が大きい
3)乱開発の可能性はゼロではないが、そのわずかな可能性を潰すために当該地区全域を開発することは過剰反応である
4)都市農地としての当該地区には近隣地区に比較して独自的優位性がある。島本町の魅力を高める上で当該地区が農地・農空間であることは極めて重要である
これまで、島本町・執行部は、「スプロール化(正確には乱開発)を防ぐため」当該地を開発する必要があると繰り返し答弁してきましたが、2)はそれを覆す主張です。これまでわたしは、都市計画法に基づいて、ここのところを反論することができていませんでした。
請願者から「都市計画法」「市街化区域における地区計画のガイドライン」(大阪府)「都市農業振興基本法・基本計画」に基づいて、請願趣旨を熱心に説明していただき、論点が整理できました。
実は「土地区画整理事業が公共事業であること、多額の補助金が公費で費やされることから、市民的な議論が必要である」とわたしは考えていました。
しかし「それさえも住民からすれば議論が進み過ぎている」「土地区画整理事業=開発であり、今回の請願の趣旨とははずれてしまう」ということに遅ればせながら気づきました。
請願事項「2.JR島本駅西側地区の将来について、町民の意見を十分反映させた計画を長期的視野から作り直してください。」「2.が満たされるまで当該地区を市街化区域に編入しないでください。」は、「まちづくりへの住民参画」「島本町の都市計画決定」について述べておられます。
請願に至るまでの議論、勉強、そして説明、署名活動。おそらく簡単なことではなかったはず。だからこそ、反対した議員が紹介議員となった戸田に対して行なった質疑内容に、傍聴された関係者の多くが驚き、失望されました。論点をずらした不誠実な質疑が繰り返されたからです。
つづく
請願者から託された請願のポイント
1)島本町おける重要な都市計画決定であり、地権者の意向だけで決めるべきではないこと
2)乱開発を止めるというならば、市街化を抑制する市街化調整区域のままにしておくのがよい。その際、わずかに残る乱開発の可能性は、行政の意思で止められる部分が大きい
3)乱開発の可能性はゼロではないが、そのわずかな可能性を潰すために当該地区全域を開発することは過剰反応である
4)都市農地としての当該地区には近隣地区に比較して独自的優位性がある。島本町の魅力を高める上で当該地区が農地・農空間であることは極めて重要である
これまで、島本町・執行部は、「スプロール化(正確には乱開発)を防ぐため」当該地を開発する必要があると繰り返し答弁してきましたが、2)はそれを覆す主張です。これまでわたしは、都市計画法に基づいて、ここのところを反論することができていませんでした。
請願者から「都市計画法」「市街化区域における地区計画のガイドライン」(大阪府)「都市農業振興基本法・基本計画」に基づいて、請願趣旨を熱心に説明していただき、論点が整理できました。
実は「土地区画整理事業が公共事業であること、多額の補助金が公費で費やされることから、市民的な議論が必要である」とわたしは考えていました。
しかし「それさえも住民からすれば議論が進み過ぎている」「土地区画整理事業=開発であり、今回の請願の趣旨とははずれてしまう」ということに遅ればせながら気づきました。
請願事項「2.JR島本駅西側地区の将来について、町民の意見を十分反映させた計画を長期的視野から作り直してください。」「2.が満たされるまで当該地区を市街化区域に編入しないでください。」は、「まちづくりへの住民参画」「島本町の都市計画決定」について述べておられます。
請願に至るまでの議論、勉強、そして説明、署名活動。おそらく簡単なことではなかったはず。だからこそ、反対した議員が紹介議員となった戸田に対して行なった質疑内容に、傍聴された関係者の多くが驚き、失望されました。論点をずらした不誠実な質疑が繰り返されたからです。
つづく