12月の戸田の一般質問、三つめのテーマです。三つのテーマで質問するということは、ヒアリングと意見交換(通常、答弁調整といわれています)をするべき担当課は、少なくとも三つ以上、ということに遅ればせながら気がつきました。
うまくいかなかった自らの一般質問を題材に、土山希美枝先生(政策学部)のご指導のもと、複数の議員、行政職員(議場で答弁する管理職)、学識経験者が、議会力の向上(議会改革)をめざして議論しあう龍谷大学の「質問力研修」で学んだ成果を活かします。
Ⅲ)JR島本駅西土地区画整理事業
~事業進捗の公表を「広報しまもと」に求める~
島本駅周辺を走る電車、稲田と青葉ハイツが映るJR西日本のCMが話題になりました。この夏、駅西側の農ある風景をのこして欲しいと署名活動が行われ、島本町議会に「請願」が提出されました。
残念ながら、議会は賛成少数で不採択としましたが、住民の関心は高く、市民レベルの議論を生みました。まちづくりへの住民参加を進める意義ある請願であったと、今、ふり返って思います。
1)島本町は事務局として、JR島本駅西土地区画整理事業準備組合が業務代行予定者を募集・選定される事務を支援しています。募集要項によると11月18日が届出と提案の締切でした。募集・選定に係る現状と今後のスケジュールをお示しください。
2)「土地区画整理法」の立法目的は、健全な市街地の造成、公共施設の整備改善であり、土地区画整理事業は官民共同の公共事業です。組合施行であっても同様です。
住民には事業計画の妥当性について考え、意見を述べる権利があり、責任も伴います。島本駅西側のまちづくりについては、事業の進捗状況を「広報しまもと」で公表し、島本町の方針を明確に示していただきたい。
3)異論反論を合意形成の過程で可能な限り活かしていく、民主主義の重要な手続きを踏まずにJR島本駅西側のまちづくりを進めることは、むしろ事業の進捗、実現の妨げになるとわたしは考えています。
築地から豊洲市場の移転問題に象徴されるように、時代は、意思決定のプロセスの透明性を求めています。農地保全を望む住民が少なくない現実ですが、業務代行予定者が選定、承認された折には、事業の中身についての議論が避けられない課題となります。
選定された事業者が提案する事業内容は、いつ、どのように住民に公開されるのですか。
4)次世代が理想とする島本町の未来像を把握する必要があると、なぜ、思われないのでしょうか、という9月定例会での戸田の一般質問での問いに、都市創造部長は、次世代に誇れるまちづくりを目指して、事業に取り組む、支援をさせていただいていると答弁されました。
「次世代に誇れるまちづくり」とは、具体的にどのようなものですか。また、そう思われる根拠はどこにあるのか、すなわち、どのようにして次世代が理想とする町の未来像を把握されたのか、お示しください。
以上です。
地権者で構成される同準備組合が、JR島本駅西地区土地区画整理事業の計画案を示して業務代行予定者を募集(11月18日締切)12月5日には、業務代行予定者が事業案を説明(プレゼンテーション)。
その日のうちに(公平公正に審査決定するため)選考委員会において事業者を決定されたと認識しています。今後、準備組合の総会で承認された段階で正式に決定します。
本来ならば、議員全員協議会などの機会に、担当課自ら議会に進捗状況が「報告」されるべき重要な政策案件のはずです。多くの住民が知らないところですべてが決まっていくのに納得できかね、戸田は一般質問で進捗を問い続けています。
画像は
業務代行予定者の募集要項に示された
JR島本駅西地区土地区画整理事業の計画案です
うまくいかなかった自らの一般質問を題材に、土山希美枝先生(政策学部)のご指導のもと、複数の議員、行政職員(議場で答弁する管理職)、学識経験者が、議会力の向上(議会改革)をめざして議論しあう龍谷大学の「質問力研修」で学んだ成果を活かします。
Ⅲ)JR島本駅西土地区画整理事業
~事業進捗の公表を「広報しまもと」に求める~
島本駅周辺を走る電車、稲田と青葉ハイツが映るJR西日本のCMが話題になりました。この夏、駅西側の農ある風景をのこして欲しいと署名活動が行われ、島本町議会に「請願」が提出されました。
残念ながら、議会は賛成少数で不採択としましたが、住民の関心は高く、市民レベルの議論を生みました。まちづくりへの住民参加を進める意義ある請願であったと、今、ふり返って思います。
1)島本町は事務局として、JR島本駅西土地区画整理事業準備組合が業務代行予定者を募集・選定される事務を支援しています。募集要項によると11月18日が届出と提案の締切でした。募集・選定に係る現状と今後のスケジュールをお示しください。
2)「土地区画整理法」の立法目的は、健全な市街地の造成、公共施設の整備改善であり、土地区画整理事業は官民共同の公共事業です。組合施行であっても同様です。
住民には事業計画の妥当性について考え、意見を述べる権利があり、責任も伴います。島本駅西側のまちづくりについては、事業の進捗状況を「広報しまもと」で公表し、島本町の方針を明確に示していただきたい。
3)異論反論を合意形成の過程で可能な限り活かしていく、民主主義の重要な手続きを踏まずにJR島本駅西側のまちづくりを進めることは、むしろ事業の進捗、実現の妨げになるとわたしは考えています。
築地から豊洲市場の移転問題に象徴されるように、時代は、意思決定のプロセスの透明性を求めています。農地保全を望む住民が少なくない現実ですが、業務代行予定者が選定、承認された折には、事業の中身についての議論が避けられない課題となります。
選定された事業者が提案する事業内容は、いつ、どのように住民に公開されるのですか。
4)次世代が理想とする島本町の未来像を把握する必要があると、なぜ、思われないのでしょうか、という9月定例会での戸田の一般質問での問いに、都市創造部長は、次世代に誇れるまちづくりを目指して、事業に取り組む、支援をさせていただいていると答弁されました。
「次世代に誇れるまちづくり」とは、具体的にどのようなものですか。また、そう思われる根拠はどこにあるのか、すなわち、どのようにして次世代が理想とする町の未来像を把握されたのか、お示しください。
以上です。
地権者で構成される同準備組合が、JR島本駅西地区土地区画整理事業の計画案を示して業務代行予定者を募集(11月18日締切)12月5日には、業務代行予定者が事業案を説明(プレゼンテーション)。
その日のうちに(公平公正に審査決定するため)選考委員会において事業者を決定されたと認識しています。今後、準備組合の総会で承認された段階で正式に決定します。
本来ならば、議員全員協議会などの機会に、担当課自ら議会に進捗状況が「報告」されるべき重要な政策案件のはずです。多くの住民が知らないところですべてが決まっていくのに納得できかね、戸田は一般質問で進捗を問い続けています。
画像は
業務代行予定者の募集要項に示された
JR島本駅西地区土地区画整理事業の計画案です