とだ*やすこの「いまここ@島本」

暮らしの豊かさ最優先!
ひとが主役のまちづくり!

大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

暮らし、生きる、そこに政治がある(2)

2016年12月22日 | とだ*やすこの活動日記
わたしが政治に気づくきっかけは、母になったこと。実はもう20年以上昔のことです。月日が流れても、若い世代の声を政治に反映させたいという思いがある限り、妊娠、出産、育児の記憶は鮮明です。地縁、血縁、行政の支援なく香港で幼い子を育てた体験。

英国系の総合病院で産婦人科に係りましたが、印度女医の診断方法に疑問を感じ(文化の差)、夫の上司のパートナーに日本人に人気のある医師を調べてもらいました。いくつかの選択肢を示してくださり、わたしの希望する医師のもとに連れていってくださいました。

信頼できる素晴らしいドクターで、このときのサポートには今でも感謝しています。ただ、待合室のドアをあけたら国籍を問わずみな男女のカップルで(実は当たり前)、ほとんど初対面の上司の妻とふたりというのにはお互いに違和感がありました。

わたしは里帰り出産をしましたが、現地で出産する日本人もたくさんいました。自ら自然分娩を希望(意思表明)しなければ無痛分娩(脊髄?に注射して身体の一部を麻痺)になると注意を受け、これには驚きました。

生まれた瞬間にB型肝炎の予防接種をすると聴き、日本人として受けるべきもの、香港の気候を考えて受けておくべきものを考えて自ら判断しなければならないことに気づきました。辞書を手に自分の責任で判断、子の体調にあわせて医者に通いました。

残留農薬で人が亡くなるような社会で、わたしは、一票の権利をもたないことの意味を思い知ります。ここでこの子を死なせるわけにはいかない。植民地香港では香港人もまた政治参加に制限があると感じていました。



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2期島本町男女共同参画社会をめざす計画の素案
男女の役割は国、文化、宗教によって異なります

香港で
土曜日に(夫、出勤)息子と中心街の公園を歩いていたら
日系企業で働く香港女性に声をかけられ(日本語)
「よく日本人ってわかりましたね」
「休日に母と子で散歩しているなんて、日本人でしょ」

日本女性と結婚することになった青年
「大丈夫、家事も育児も僕がします、できます。
日本人とは違いますから」と静かに力強く断言

ワークライフバランス、本気でやらないと
国際社会でちょっと恥ずかしい、と思います