とだ*やすこの「いまここ@島本」

暮らしの豊かさ最優先!
ひとが主役のまちづくり!

大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

小学校の給食、学童保育室のこと

2016年12月27日 | とだ*やすこの町政報告
12月定例会議の報告です。多くのことが決まりました。学童保育室については、現在3年生までの入室を来年度から4年生までに拡充するため、条例を改正しました。

また、条例の改正は、保育料の値上げ(一部500円~1000円)を行うものでもありました。階層を設けて低所得層の負担を少なくする配慮もあり、戸田は賛成しました。平成に入ってはじめての見直しになります。

島本町では、学童保育のおやつ代(正式には「補食」)が保育料に含まれ、栄養士の管理のもと町が一括購入して支給していますが、これは島本町の誇るべき特徴です。

多く他の自治体では、保護者が持参したり、集金したり、あるいは学童指導員が準備したりしておられます。おやつが足りないという声もあるようですが、島本町の補食の提供は手厚いといえます。

島本町ふれあいセンター及び緑地公園住宅集会所について、公募に応じた3事業者のなかからシダックス大新東ヒューマンサービス㈱を指定管理者として選定、議会はこれを可決しました。

障害者通所施設・町立やまぶき園を島本町ふれあいセンター敷地内のゲートボール場に移設する計画については、公募により事業者を選定し、土地を無償貸与(30年間の予定)、2019年に民設民営での開業をめざして事務を進めています。

他には、教育委員会元生涯学習課青少年人権教育担当職員が提起した懲戒免職処分取り消し訴訟において、大阪高裁の控訴棄却判決が確定。教育委員会の処分が妥当であると認められ、訴訟に伴う弁護士費用3,780,000円が補正予算で計上されました。

第4小学校において、学童保育のニーズと住宅開発による児童数の増加に対応するための校舎設計が変更されます(追加費5,189,000円)。変更の内容は、給食数の増加に備えて新たな給食室を整備するものです。

二階建てから三階建てに変更、一階を給食室にする設計に変更します。同時に、第一小学校の給食室の積年の課題を解決するため、第四小学校で第一小学校の児童・教師の給食を調理して、配送する計画です(親子方式)。

すなわち第一小学校では調理を行わず、第四小学校から配送、第一小学校の給食室は配膳と食器の洗浄、保管室に改修する計画です。

積年の課題とは、他校に比して調理器具に格差がある、いまなおアルマイト食器を使用、空調整備がなく労働環境として問題などです。これらを質してきた者として、今、親子方式への変更は、現段階でできる最善の方法と思わざるをえません。

本計画を支持せざるを得ないと判断して、設計の追加費用を含む補正予算に賛成しました。ただし、島本町でもっとも歴史のある小学校で、これまで長く行なってきた自校調理を廃止するのですから、保護者への丁寧な説明は必須、と繰り返し求めました。


画像
過日行なわれた、山里、大沢の早尾神社のお祭り
かつては巫女による湯立が行われたと町史にあります

お祭りの夜、宴席では謡曲がうたわれたともありますが
時代とともに簡素化され、今は存続さえも厳しくなっています