とだ*やすこの「いまここ@島本」

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大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

週末はYYワールド、最後の開催です

2017年04月21日 | とだ*やすこの町政報告
4月23日(日)、水無瀬川緑地公園でYYワールドが開かれます。「きたひと みんなが 主人公」というスローガンが素敵でしたが、今年度が最後の開催になります。なぜ廃止するのでしょう。

行事・イベントについては、スクラップ&ビルド=見直していくというのが町の方針です。本来の目的を見失っているもの、費用対効果に著しい課題があるものなどは、廃止、統合、縮小などを視野に入れて見直していくとしています。

すべての行事には目的があり、当然、存在価値があります。できれば、あったほうがよい。けれども住民サービスが多様化細分化される一方で、職員数を削減してきました。結果、職員の負担が大きくなっています(休日勤務とその代休)。

また、ボランティアの負担も重く、人材確保が難しいことも課題となっています。ブログに書くにあたり、できるだけ正確にお伝えしたいと、YYワールド事業実行委員会の会議録(第33回)を読みなおしました。

まず、廃止に至る主な理由は、本来、中心的な担い手となるべき青少年リーダーや若手のスタッフの人材不足です。本来の目的である「青少年の健全育成の意識の向上及び青少年活動の活性化に資する」ことが難しくなっています。青少年が主体的に関わって、自ら学ぶことができなくなっているのです。

次に、財源の問題があります。町からの補助金(90万円)は継続できても、かつて実行委員会で行っていた警備を外注するなど、安全対策にかかる費用がふくらむ傾向にあります。現実的に事務局として職員がかかわらなければならないので人件費が多くかかっています。

第31回で幼児がすべり台から落下する重大な事故もありました。参加年齢が低くなっていることに対応できていませんでした。無難に踏襲することが、実は思わぬ事態になってしまうという教訓になりました。

会議においては、子どもがのびのびと一日、屋外で遊べる貴重な事業だっただけに残念という声、一度、終了し、青少年健全育成の観点から新たな事業を企画することになら賛成するという意見もありました。

ただし、町立プール、住民ホール、YYワールドと子どもをめぐる施設や行事が廃止の対象になりやすいとしたら、それは困る!と思うのです。青少年育成事業に携わってきた職員の退職を機にスクラップの対象になったのか?という思いも実はあります。

ですが今後に期待しましょう。島本町の青少年育成事業が育てた若者が今日から町長。終わりははじまりの一歩手前。どうかみなさん、最後のYYワールドを楽しんでください。


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海棠の花
選挙期間中、小さなわが家の庭に
明るく咲いてくれました
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