川口前町長の任期中から空席となっていた副町長。この度、島本町から行なった大阪府への派遣要請により、小田哲史(おだてつし)さんを副町長として迎えることになりました。
平成30年3月27日に開かれた町議会2月定例会議(後半)で提案され、島本町議会は全議員が一致で同意しました。4月1日付けの就任です。
島本町HPはこちら
派遣要請の際、島本町が府に求めたのは、1)広域連携の推進 2)行政改革の推進 3)JR島本駅西開発 4)幹部職員のマネージメントの4点
以上は、戸田の質疑によって明らかになりました。正確には、質疑によって「明らかにしました」。大阪府に派遣要請することは事前に説明を受けていました。その際、問いかけて得た内容でした。
そのことを議場で明らかにしたうえで「第2幼稚園の跡地に予定している認定こども園など課題が山積している子ども子育て支援や、大阪府教育委員会と連携しての文化施策の充実に務めていただきたいと考えているが、いかがか」と質問。
町として子育て支援や文化施策についても重要と認識しているという内容の答弁を得られました。新しい副町長に、議員はこういう考えをもっているのだな、と認識してもらえたかとも思います。
1)2)4)は必須、3)については、開発は望まなくても駅西が最重要課題であることに違いはなく、反対するものではありません。
1)~4)と保育や文化施策の、そのどちらをも得意とする経歴の方を要請するのに無理があることも理解しているつもり。ただ、公になったことで、広域行政=合併では困りますよ、という傍聴者からの意見も得られるのです。
大事なことは「市民に開かれた議場で明らかに」すること。「事前に説明をいただいていますから、わかっています」と発言して議案に賛成する議員がいます。
しかし、これでは議案の詳しい内容や意思決定の過程が市民にはわかりません。会議録になにも残らない。こういう発言を見過ごしてきたことが、先日の議会空転事件を招いてしまったともいえます。
小田副町長は、選任同意に備えて朝から控え、5時間の議会空転をどのようにみておられたでしょう。同様のことが府議会で起こったなら、夜のトップニュースではないでしょうか。
もし、5時を過ぎても議会を再開することができなければ、会議規則によって議会は流れてしまっていました。要請しておきながら議会が同意できずに副町長を府から迎えることができないという事態になっていたのです。
そういう切迫した状況であったということを後に知りましたが、議会運営委員長である岡田議長自身が離席・退席、議長室で、町長の真意を確かめなければ予算を通せない(!)と「密室で」迫っていたのです。
今回のことは、島本町議会としてはもちろん、議会事務局も町長執行部も、問題、課題を洗い出し、二度とこのようなことを起こしてしまわないよう、それぞれが猛省し、再発防止に努めなければなりません。
平成30年3月27日に開かれた町議会2月定例会議(後半)で提案され、島本町議会は全議員が一致で同意しました。4月1日付けの就任です。
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派遣要請の際、島本町が府に求めたのは、1)広域連携の推進 2)行政改革の推進 3)JR島本駅西開発 4)幹部職員のマネージメントの4点
以上は、戸田の質疑によって明らかになりました。正確には、質疑によって「明らかにしました」。大阪府に派遣要請することは事前に説明を受けていました。その際、問いかけて得た内容でした。
そのことを議場で明らかにしたうえで「第2幼稚園の跡地に予定している認定こども園など課題が山積している子ども子育て支援や、大阪府教育委員会と連携しての文化施策の充実に務めていただきたいと考えているが、いかがか」と質問。
町として子育て支援や文化施策についても重要と認識しているという内容の答弁を得られました。新しい副町長に、議員はこういう考えをもっているのだな、と認識してもらえたかとも思います。
1)2)4)は必須、3)については、開発は望まなくても駅西が最重要課題であることに違いはなく、反対するものではありません。
1)~4)と保育や文化施策の、そのどちらをも得意とする経歴の方を要請するのに無理があることも理解しているつもり。ただ、公になったことで、広域行政=合併では困りますよ、という傍聴者からの意見も得られるのです。
大事なことは「市民に開かれた議場で明らかに」すること。「事前に説明をいただいていますから、わかっています」と発言して議案に賛成する議員がいます。
しかし、これでは議案の詳しい内容や意思決定の過程が市民にはわかりません。会議録になにも残らない。こういう発言を見過ごしてきたことが、先日の議会空転事件を招いてしまったともいえます。
小田副町長は、選任同意に備えて朝から控え、5時間の議会空転をどのようにみておられたでしょう。同様のことが府議会で起こったなら、夜のトップニュースではないでしょうか。
もし、5時を過ぎても議会を再開することができなければ、会議規則によって議会は流れてしまっていました。要請しておきながら議会が同意できずに副町長を府から迎えることができないという事態になっていたのです。
そういう切迫した状況であったということを後に知りましたが、議会運営委員長である岡田議長自身が離席・退席、議長室で、町長の真意を確かめなければ予算を通せない(!)と「密室で」迫っていたのです。
今回のことは、島本町議会としてはもちろん、議会事務局も町長執行部も、問題、課題を洗い出し、二度とこのようなことを起こしてしまわないよう、それぞれが猛省し、再発防止に努めなければなりません。