とだ*やすこの「いまここ@島本」

暮らしの豊かさ最優先!
ひとが主役のまちづくり!

大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

平成30年度一般会計予算、可決(3)

2018年04月05日 | とだ*やすこの町政報告
つづき

相次ぐ大型住宅開発による若い世帯の人口増と保育需要による過密保育が長く続けられ、保育士の負担増を指摘、支援が必要な子どもの保育環境の劣化を指摘してまいりました。

町立保育園と幼稚園の預り保育に介護員を新規に配置されること、必要なものと認めることとします。過密保育による現場への負担が、働く意欲の低下を招いていると思われ、派遣事業による保育士確保を容認せざるをえない状況となっています。

職員定数条例を改正して保育士を増やす一方、複雑な勤務体系で多くの保育士が働く現場をマネジメントする能力を有する管理職を育成することが急務と考えます。

限られた人員で日々の保育を担わなければならないからこそ、教育委員会との人事交流による人材育成が重要。これまでこの視点が欠けていました。

小学校・中学校では既に当たり前のように行われていることであり、早期実現をめざして、鋭意検討、ぜひとも解決していただきたい課題。

待機児童対策となる90人規模の民間保育所開設は、周辺住民のご理解、ご協力が不可欠。すみやかに説明会を開いて設置場所を公表できる環境を整えてください。

多くの課題がある生涯学習の振興と教育の充実ですが、各小中学校の施設改修事業に多く予算が計上されています。また中学生への就学援助費の入学前支給は対象保護者にとって朗報となります。

小中学校において、ICT機器整備、タイムカード、部活動のガイドライン導入など教員の働き方を見直す取り組みが行われます。それぞれの施策の効果が十分に発揮され、教師が授業や児童生徒に向き合える環境づくりに務めてください。

部活動に力を注ぐことを否定するものではありませんが、広く社会をみること、適切に休養すること、思春期に家族と過ごすゆとりをもつことは、生徒自身の後の人生を豊かで寛容なものにします。

日本人の働き方に関する根源的課題でもあります(←ここ重要!)。このことは保護者や生徒にも広く適切に働きかけていただきたいと思います。


つづく

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「かたの桜」という銘酒
お花見がわり桜の風情を日本酒で