とだ*やすこの「いまここ@島本」

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大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

平成30年度一般会計予算、可決

2018年04月02日 | とだ*やすこの町政報告
2月定例会議、島本町議会は、第26号議案平成30年度島本町一般会計予算を可決しました(全員賛成)。以下、会派「人びとの新しい歩み」(戸田靖子・中田みどり)を代表して戸田が行った賛成討論の内容(概要概略)です。※多少表現は異なります

「広報しまもと」4月号の特集:山田町長の平成30年度施政方針、とあわせてご覧ください。



第26号議案平成30年度島本町一般会計予算に対して、人びとの新しい歩みを代表して賛成の討論を行います。山田町長による初の通年予算となります。ハード・ソフト面の教育・保育環境の改善を評価します。

高度成長期時代に比べ、厳しい財政運営となりますが「小さな町の豊かな暮らし」の実現をめざし、町民とともに歩む町政に期待が寄せられています。住みよい町をめざして、第5次総合計画基本構想の策定の意思決定の過程に、いかに市民意見を反映させるか、これまでとは異なるプロセスを踏むべきとき。

これは同時に、議会のあり方が問われるものでもあり、町執行部、議会議員がともに説明責任を果たし、住民と情報を共有し、住民参加により、時代の変化に対応した将来設計に務めなければなりません。

総合計画基本構想の策定義務が地方自治法で廃止されましたが、住民にとって最も身近な基礎自治体の役割は重く、本定例会議において島本町総合計画策基本構想の議決に関する条例をご提案いただき、議会はこれを可決しました。

人口と世帯数の減少、少子化、高齢化による人口構造の変化、町税収入の伸びが期待できないという諸課題に対し、これまで以上に計画的、効果的な町政運営が求められます。

高齢者と次世代を担う世代の幸福追求権を両立できる総合計画基本構想とするためには、タウンミーティングやパブリックコメントで寄せられた住民意見を十分に反映し、適切な策定過程を踏む必要があり、この点、強く求めておきます。

補助金制度の見直しをはじめ、職員の仕事のスリムも含め、実効性のある第6次行財政改革プランの策定に務めてください。なお、若山台調整池については、売却、埋立て活用はせず、大雨、台風、集中豪雨の際に必要不可欠な調整機能を果たす既存の防災公共施設として引き続き保有資産とするよう、伏してお願いしておきます。

平和と基本的人権尊重のまちづくりをめざして、性差にとらわれず、ひとりひとりの個性を尊重し、個々人がもてる能力を活かせる社会の実現に向けた各種啓発事業に期待します。

総務建設水道委員会における質疑では、女性のひとり親の生活困窮が子どもの貧困と密接に係っていること、高齢者の女性の貧困率が男性に比べて極めて高いことなど、社会的・精神的支援、学びと交流の機会の必要性を訴え、女性相談事業のさらなる充実を求めたところです。

自然環境を生かした個性あるまちづくりに向けた新規事業は、過去の環境調査の実績、環境保全審議会委員の専門性、環境基本計画策定の成果の現れと評価します。新規クールチョイス啓発事業は、教育現場との連携、みづまろ君の活躍、しまもと環境未来ネットとの協働で効果をあげてください。

2ヶ年事業となる衛生化学処理場の解体撤去工事、清掃工場施設改修事業、清掃工場の精密機能検査、いずれも必要不可欠なものです。衛生化学処理場については、放流管の撤去範囲や方法、放流口の存置範囲、敷地整地の方針について、引き続き国や府と丁寧に協議を行い、法令順守のもと適切に対応してください。

つづく


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春のある日、JR島本駅西地区にて

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