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大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

市民目線で選ぶ子どもの教科書

2014年06月29日 | やります!子ども・子育て・人びと支援
今日の午前は、会派「人びとの新しい歩み」(平野・戸田)で、学習会「子どもたちに渡してはいけない危ない教科書」を主催しました。国が中学校教科書検定規準を見直すことで、教育への政治関与が強まり、安倍カラーが色濃くなる危機感を感じている方は少なくありません。

わたしにとって教科書採択問題は、気になりながらまったく調査研究できていなかった未知のテーマ。この度「教科書問題を考える北摂市民ネットワーク」のお声かけとご協力で、学習の機会をもつことができました。

「子どもたちに渡すな!あぶない教科書 大阪の会」より、おふたりの元教員の方に来ていただきました。中学校の社会科教師、小学校の教員経験から、育鵬社の歴史・公民の教科書を一例に、昨今の傾向と問題点を明らかにしていただきました。

7月24日島本町教育委員会議において、来年度から子どもたちが使用する「小学校教科書」の採択が行われます。

これに向けて、現在、島本町教育センターでは、教科書見本の展示会およびパブリックコメント募集(7月23日まで)が行われていますので、ぜひ、ご自身の目で見比べてみてください。小学校教科書も、社会の教科書の原発・領土問題・憲法の記述などに明らかに影響を受けていると思われます。

右傾化は危険です。しかし、右か左かの選択や、右と左の対立に終始している現状は、子どもたちにとって、もっと危うい現実ではないか、とわたしには思えます。

そうはいっても、目の前にある現実、右傾化に目をそらすわけにはいきません。意図的に、頻繁に「自衛隊」と「天皇」が登場する育鵬社の教科書を子どもたちに手渡すのは、やはり「危ない」ことです。

「平和・人権・共生」の観点に立ってつくられた教科書の採択を望む声をあげつつ、情報の収集力、精査力を育む教育とはどのようなものか、考えていかなければなりません。

実は参加してくださる方がおられるかとても心配しましたが、年齢、性別さまざまな方に参加していただきました。ありがとうございました。


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「ひらけ、博物館」伊藤寿朗氏(岩波ブックレット)

博物館の社会的役割は、貴重な宝物の保存から
常設展示+α(企画展・学芸活動)、そして市民参加型へと変化

大山崎町ふるさとセンターにて開催されている
「論文を読む会」での発表に向けて準備中

町立歴史文化資料館の社会教育事業について考えるとき
必ず役に立つ基礎知識となり、有り難いテーマ

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