とだ*やすこの「いまここ@島本」

暮らしの豊かさ最優先!
ひとが主役のまちづくり!

大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

今、合併する必要も理由もありません

2017年04月10日 | とだ*やすこの町政報告
そもそも、今、合併する必要性も理由もないなか、元大阪府職員の押しつけ合併などまっぴらごめん!です。町のことは町で決める。島本町民の住民自治と島本町という地方自治体としての団体自治、わたしたちが、これを貫きたいと思うのは当然のことです。

人口減少、超高齢化の時代、島本町の人口規模、面積規模は理想のまちづくりに最適です。「小ささを魅力とする島本町」(町長予定候補者山田こうへいさんの方針)をめざすべきです。

役場が距離的に近く、職員の目が町の隅々まで行き届き、住民と職員の顔が見える関係があるほうが、より的確で効率的な行政サービスを行なえます。

仮に合併でもしたならば、電車に乗って高槻市庁舎に行かなければなりません。車で行けば駐車場は有料(割引あり)です。いずれにしても、おひとり暮らしの高齢者、要支援、要介護者に、高槻市役所へ行くのは厳しいです。

高槻市は上牧駅前をはじめ市内数か所の行政サービスコーナーを閉じられます(9月末で閉鎖予定)。そのようななか島本町の役場庁舎を維持、あるいは新設するなどあり得ないことです。

確かに、島本町は住民ホールを閉鎖(アスベストの問題があって使用不可)、町政プールも存続を諦めました(大阪府より指導が入り、現況の施設では遊泳不可となる)。が、高槻市になったからといって、今の町域内にホールやプールができるわけではありません。

むしろ、今ある体育館さえ閉鎖され、その解体撤去費用は島本町。今後は高槻市の体育館を利用してください、となるでしょう。高槻市側に財政的な負担をかけずに、自ら今ある公共施設を閉鎖して合併する、ということです。

革新、改革といいながら「合併をすすめるのであれば、町長選をいっしょにやる」と、「合併」のためなら、もっとも保守的な政党とその補完勢力とも手を組む維新の会。

改革=合併???それは改革とは言いません。島本町をなくすことであって、島本町民の暮らしを支えるための政治ではありません。

一方では、今、島本町にとって大きなチャンス!が訪れています。島本町と島本町民のことをよく知り、新しい時代の、新しい感性で島本町政を担える山田こうへんさん(町長予定候補者)の志ある挑戦です。

この方に町政を託したい、というのが、とだ*やすこの願いです。若いが冷静沈着、人の意見に耳を傾ける姿勢と理解力に長けている。自分で責任がとれる人、と期待しています。

人生56年の経験から、一見、同じ顔をしている政治家の「志」と「野心」をわたしは見抜くことができます。2期8年の経験と実績をいかして、今、ある選択肢のなかで、この町にとってベストチョイスは山田こうへい氏であると確信しています。

みなさん、引き続き町政に関心を寄せていただきますようお願いします。選挙期間中のインターネット活用が可能になっていますので、明日から引き続き、町政報告、活動報告を続けます。


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ある日、朝の水無瀬駅前で

新しく解説したFB
活動の様子がご覧いただけます


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ひと・まち・語らい、島本町の未来

2017年04月09日 | とだ*やすこの活動日記
週末、土曜日は、大阪水上隣保館の桜バザー、あいにくの雨模様でしたが今年は桜が満開でした。サントリー山崎蒸溜所、椎尾神社周辺は、島本町で最も好きな場所のひとつです。

日曜日には、第2回目となる「みなせ野オーガニックマーケット」に行ってきました。小中学校時代から学生時代を通じて仲良しだったお友だちが3人、島本町に遊びにきてくれました。

まるでつかの間の同窓会、楽しい時間を過ごしました。広瀬のカフェでお茶を飲みました。珈琲が美味しい!と食にごだわりのKちゃん、水が美味しいからとちがう?!と、なかなか鋭い発言のOちゃん。30数年前にタイムスリップ。

なんとなく大きい方がええと思ってしまうし、わたしみたいな人も多いと思うわ~と高槻市在住のY子。いや、大きい町の一部になって行き届かないのとちゃう?とOちゃん。

今まで政治の話などしたことがないのに、島本町政のことで話が弾みました。政治が暮らしに密着している印象やな、と。ふわふわ生きてきた学生時代ですが、50代も半ば、みんな、いろいろあって成長しています。

それにしても、島本町議会では議論にもなっていなかった高槻市との合併。マイクを握る町政報告で、もっと他に話したいことたくさんあるのに、これに反論しなくてはいけない不思議。

「わたしの使命は合併の環境を整える」と記者会見(維新の会・1月31日)で発言した町長候補予定者。「1期4年でやりきると決意していただいている」と日本維新の会衆議院議員の発言。

わたしは、任期最後の一般質問(テーマはJR島本駅西)で、役場庁舎の耐震化、建て替え、移築についての見解を問いました。

総務部長の答弁は「本庁舎のあり方につきましては、本町の重要課題でありますことから、専門家の意見もお聞きしながら、その方向性を決定し、できるだけ早い時期に結論をお示しできるよう、事務を進めてまいりたいと考えております。」

再質問で「専門家の意見」を具体的に問い、コンサルタントを予定しているとの答えを引き出しました。通常で考えれば、改選後の肉付け予算(施策予算)に、その費用が計上されることになります。

合併を考えている、合併しなくては存続できない市町村が、こんな答弁をするでしょうか。

これからの庁舎に望まれることは、防災と災害時の対策です。大きな地震に耐えられるか、いざというとき災害対策本部としての役割を果たせるか、避難所機能が担保されているかがとても重要。

わたしは、庁舎は建替えるのが望ましいと考えています。島本駅西の農地農空間を残せないならば、開発のなかみを考える。町長が責任をもって議会と向きあい、住民と地権者の双方の利益になる開発を考える。

JR島本駅西側に、新しい庁舎を配置し、子育て支援を包括的したセンターを併設し、高齢化社会、男女共同参画時代に対応すると同時に駅周辺のひとの賑わいを創造するという考えをもっています。

万一、島本町民が合併推進派の町長(維新・公明・自民あいのり)を選んだら、庁舎のあり方検討ではなく、役場庁舎の解体撤去ということになります。

冗談じゃない。島本町には、他のすべてのまちがそうであるように、多くの課題があります。同時に歴史と文化と希望があります。2期8年の経験と実績を活かして、対話ができる島本町、島本町議会に変えていきたい。それが、わたしの願い、ほんとうの議会改革です。

島本町が大好きな川口町長の慎重な財政運営で、将来負担率ゼロ(借金はあるが貯金もある)を維持してきた島本町。川口町長退任を機に、にわかに合併が争点となってしまった今回の選挙。この奇妙な現象。

みなさんの選択次第で、高槻市への吸収合併への道が目の前に迫まり、まさかの現実になろうとしています。やっぱり黙ってはいられません!


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きる限り想像を絶する達磨を、と
意気込んで作りましたが
この辺が限界のよう、と

ユーモア造形作家・江口宏さんから
届けていただいた達磨

なんでっか、こ、これは?!?

一応これは地表に出た
蝉のイメージです、といわれてみれば!!

なんと凄い作品と思えてきました

8年間
じっと力をたくわえて
さあ、いよいよ「鳴くぞ!」の
メッセージを発信しているそうです

民民、住民、町民と鳴くのだそうで

殻を脱ぎ別の命の蝉となる 靖子

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町民、みんなで育てる町とひと

2017年04月04日 | とだ*やすこの活動日記
2期8年、とだ*やすこは多くの方に育てられ、活動してきました。わたしからは町政報告「いまここ*島本」をお届けしてきました。

いま・ここ・島本の課題はなにか、議会でなにが議論されているか、限られた紙面のなかで、できるだけわかりやすく伝えてきたつもりです。

活動報告、町政報告の配布は、市民ひとりひとりと政治をつなぐ、市民派議員の活動の柱。最新号には財政のことを書きました。

今、選挙を前にして、財政的な危機感を煽って、合併しかない、という情報が繰り返し流されています。11日告示16日投開票日の島本町長選挙・町議会選挙の争点が、にわかに高槻市との合併になっている。

ご安心ください、島本町の財政力は府内43市町村のなかで14位、高槻市の12位と変わりがありません。法人税も2017年度予算ベーズで6億5千万円、2億6千万増を見込んでいます。

比較的財政が豊かであった高度成長期時代と比べれば厳しい。しかし、今、近隣自治体と比べれば、決して島本町だけが劣っているというわけではありません。むしろ比較的恵まれた環境にあるといえます。

これからは、法人税収の豊かさに奢ることなく、これまで磨ききれていなかった町の魅力を活かし、住民の暮らしを支える小さなお店を守っていく時代。歩いて暮らせる、歩いて楽しいまちづくりをめざす時代です。

どの自治体も財政は厳しい。当然、島本町の財政も厳しい。けれども、危機感を煽ることと、危機を共有することとは違います。

行財政改革は、まだまだ道半ば。むしろ、これから本格的な「痛みの分かち合い」がはじまります。島本町は新たな行財政改革の計画をたてる時期を迎えています。

少子化、高齢化、税収減の時代、行政が説明責任を果たし、危機感を共有し、なにを活かし、なにを諦めていくのかを町民とともに決めていく必要があります。

わたしは、山田こうへいさんの「小さくても魅力ある島本をつくる」という考え方に大賛成。むしろ小さいからこそ、対話ができる町が実現できると確信しているからです。

たとえ行政経験が浅くとも、議会を尊重し、町民とともに歩む姿勢を貫いていけば、道は必ず開けます。島本町の新しい町長は、町民みんなで育てることができる若い町長がよい。

お隣の大山崎町もその向こうの長岡京市も、子育て世代40代の町長、市長です。人口や税収、子どもの数、あるいは住民サービスを近隣自治体と競い合い、都市間競争で疲弊するのではなく、ともに創造する都市間共創をめざしたい。

危機感を煽って、住民を不安に陥れておきながら「わたしならやれます(合併を???)」的な政治は島本町に要りません。町民の声を聴き、選択肢を示す、議会を尊重し、対話を重視するという、山田こうへいさんの姿勢は立派です。


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春の集い
市民の風を吹かせようpart2(4月2日)
主催:人びとの新しい歩み(平野・戸田)

ゲストスピーカー
ののうえ愛高槻市議
川口洋一高槻市議
高木りゅうた高槻市議
小林みち子茨木市議

山田こうへいさん(若山台在住)
中田みどりさん(広瀬在住)

みなさん30代、40代です!

町民Sさんからのエールも素晴らしく
風の冷たい日でしたが
道行くみなさんの視線は温かかった
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