TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

ちょっとフォロー

2006-06-09 01:02:16 | J-FUSION
JIMSAKUネタをしばらく書いてきましたが、自分で書いたものを眺めてみると、JIMSAKU以後の櫻井さんにやけに批判的になっちゃってますね。そこでちょっとフォローしときます。

小生がCASIOPEAの凄さを思い知ったのは、実はスタジオレコーディングのアルバムではなく、1985年リリースされた「CASIOPEA LIVE」です。LIVE盤こそ、バンドの真の姿がわかりますからね、小生自身が音楽を始めた頃でもありましたし、それだけに「CASIOPEA LIVE」のビデオで見た神保さんのテク、櫻井さんのチョッパーには感動しました。
6曲目「LOOKING UP」のスーパーハイスピード8ビートでため息をついてたら、始まるのは神保さんのスーパードラムソロ。ドラムってこんなことまでできるんだ~。ドラムって奥が深い。
そして続くは櫻井さんのベースソロ。これぞチョッパーベース!というものを初めて見せ付けられた気がします。ソリッドでアグレッシブ、ドラムとのコンビネーションも抜群でノリノリ。そんなに長くないソロですが、これこそが櫻井さんのベースだと思います。
それから7曲目「EYES OF THE MIND」から「ASAYAKE」に至るまでのつなぎのベースソロ。シンプルだけどカッコイイソロですね。ホント会場で聴いてたら気絶しそうなくらいめちゃくちゃ盛り上がるでしょうね...
このアルバム、特に後半部分、小生にとってCASIOPEAの最高傑作じゃないかと思います。息つく暇もないくらいなファンキーグルーブの応酬。素晴らしいです..。

こうして文章を書きながら改めてCDを聴いていると思います。どうも最近の櫻井さんはノリを前面に出すことがあまりないんじゃないか、と。ファンキーよりもヘヴィー、かと思いきやブラジル音楽に傾倒して癒し系だったりして、飛び跳ねるようなノリを感じる音楽から離れてしまっている。そこが、あ~昔と変わっちゃったな~、という印象になってしまうんでしょうね。

ちなみに櫻井さんの活動は、世良公則と野村義男のGUILD9、そして岡崎倫典とのデュオがここしばらく中心になるようです。う~むなんだかな~。世良正則との活動を始めた頃から妙なハードロッカーになっちゃったし、岡崎倫典なんて鈴木康博との活動くらいしか知らないし...フォークギタリストとのデュオって、どんな曲やるんだろ?
7/26に「BRAZIL CONNECTION VOL.1」なるアルバムが出るようですが、詳細がわかりません。「BRAZIL CONNECTION」と題してツアーをやったときのライブ?なんでしょうか。ちょっとこれは聴いて見たいですね。

・・・フォローのつもりが結局フォローにならなくなっちゃってますね。櫻井さんゴメンナサイ。

コメント (4)
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