TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

SEASON IV / FAZJAZ.JP

2012-05-16 23:41:41 | J-FUSION
FAZJAZのアルバムとしては…5年半振りですか…。その間ライブDVDのリリースはあったものの、それでも3年開いてますからね。かなりの久々感。ベーシストがJINOに固定してからの初めてのアルバム、ということにもなります。ちょっと前にライブがあったんで、再始動か!と思っていたところにこのアルバムのリリースですからね。自然消滅してしまったかと思っていただけに、喜びもひとしおといったところでしょうか。
基本矢堀さん独特のハードなギターサウンドでスタンダードなジャズを表現するこのバンド、今回からJINOのファンキーチョッパーが加わったことで、ハードさにファンキー&ブルージィテイストが加わったジャズスタンダードナンバーが堪能できます…。って言いながらも小生的に知っている曲って、「SO WHAT」「TEEN TOWN」「TELL ME A BEDTIME STORY」だけだったりして。まだまだ経験不足、ジャズの初心者ですな、我ながら。でも「SO WHAT」のマシンガンみたいなギターとベースの変拍子リフを聴くだけでもこれぞFAZJAZという雰囲気がビシバシ。そして「TEEN TOWN」。「PLAY JACO」でJINOがカバーしてたのを思い出しつつニヤけながらその違いを味わいながら聴くのもおつなものなのです。重厚だな~ホント。一瞬「MAIDEN VOYAGE」かと思うイントロから始まる「TELL ME A~」も松本クンの70年代ハードロック的なオルガンサウンドがまたジャズというよりハードロックバラードみたいな雰囲気を出していてこれがまた…聞き応え十分。もちろん他の曲だって、これ聴いた後に原曲聴いたら絶対モノ足りなさを感じるはずです。これぞまさに文字通り「フュージョン」、こういうスタンダードナンバーのアレンジカバーモノってやっぱり面白いです。

ところでCASIOPEA3RDの話から大高清美さんのライブ履歴をちょっと見てて知ったんだけど、元々FAZJAZってキーボードは大高さんがオリジナルだったんですな。知らんかった~。ついでにそのライブ履歴見てたら過去には矢堀・大高&クマ・ストなんてセッションや窪田宏グループセッションとかもあったようで。う~む過去に戻って見てみたいものである…。

SEASON IV / FAZJAZ.JP
KOICHI YABORI(g)KENJI HINO(b,vo)MASAYUKI MURAISHI(ds)KEIJI MATSUMOTO(keys)

今日の通勤音楽
J&B / J&B
TRANSATLANTIC RPM / INCOGNITO
コメント
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