昨夜カミさんと議論になった。
70年代後半のとある時点で、レコードの音質が急に良くなった、と小生は思っているのだが、どうだろうか。
音の良さ、といっても基準はいろいろあるだろうし、一概に言えるものではないのは当然だけど、小生的に思うのは音のキレと伸び。ドラムでいえばハイハットやシンバルの高音サスティーンの伸びとか、タムでいえばボトムヘッドまでしっかり鳴っていて、バケツの底叩いてるみたいな音ではない、深い音であること。スネアにしてもカスカスでない、バスドラもパタパタしていない、低音もしっかり再現されている感じであろうか。更にシンセやストリングス、ホーンセクションの高音のキレと伸びもそうだし、全体的に重量感のある低音。そんなところだろうか。
間違いなく70年代前半までの音は70年代の音だった。
その時代の代表的アーティスト、BEEGEESのCDを聴き比べてみる。
1975年の「MAIN COURSE」。ここまでは典型的な70年代サウンド。
1976年「CHILDREN OF THE WORLD」、そして1977年「SATURDAY NIGHT FEVER」。ディスコミュージックということで鋭いホーンやシンセが多用されるようになり、音の進化を感じる。でも超有名曲「STAYIN' ALIVE」の音、思い出していただければわかると思うが、やっぱりどうも籠った感じで現代のようなクリアな音とは言えない。
で、続く1979年「SPIRITS HAVING FLOWN」。驚くほどに音に厚みがある。低音も腹に響く。何よりシンセの高音の伸びがクリアで素晴らしい、とここで感じるのである。
何なのかはわからないけど、1976年あたりから音質が進化し始め、1978~9年頃には革命的ともいえる、現代に近い録音技術が出てきたんじゃないか。それがレコーダーなのかテープの質なのかはわかんないけど。
そんなこんなで勝手な説を唱えているのであるが、実際にはどうなんだろうね。
今日の通勤音楽
LIGHTS / 杏
IF THAT'S WHAT IT TAKES / MICHAEL McDONALD
70年代後半のとある時点で、レコードの音質が急に良くなった、と小生は思っているのだが、どうだろうか。
音の良さ、といっても基準はいろいろあるだろうし、一概に言えるものではないのは当然だけど、小生的に思うのは音のキレと伸び。ドラムでいえばハイハットやシンバルの高音サスティーンの伸びとか、タムでいえばボトムヘッドまでしっかり鳴っていて、バケツの底叩いてるみたいな音ではない、深い音であること。スネアにしてもカスカスでない、バスドラもパタパタしていない、低音もしっかり再現されている感じであろうか。更にシンセやストリングス、ホーンセクションの高音のキレと伸びもそうだし、全体的に重量感のある低音。そんなところだろうか。
間違いなく70年代前半までの音は70年代の音だった。
その時代の代表的アーティスト、BEEGEESのCDを聴き比べてみる。
1975年の「MAIN COURSE」。ここまでは典型的な70年代サウンド。
1976年「CHILDREN OF THE WORLD」、そして1977年「SATURDAY NIGHT FEVER」。ディスコミュージックということで鋭いホーンやシンセが多用されるようになり、音の進化を感じる。でも超有名曲「STAYIN' ALIVE」の音、思い出していただければわかると思うが、やっぱりどうも籠った感じで現代のようなクリアな音とは言えない。
で、続く1979年「SPIRITS HAVING FLOWN」。驚くほどに音に厚みがある。低音も腹に響く。何よりシンセの高音の伸びがクリアで素晴らしい、とここで感じるのである。
何なのかはわからないけど、1976年あたりから音質が進化し始め、1978~9年頃には革命的ともいえる、現代に近い録音技術が出てきたんじゃないか。それがレコーダーなのかテープの質なのかはわかんないけど。
そんなこんなで勝手な説を唱えているのであるが、実際にはどうなんだろうね。
今日の通勤音楽
LIGHTS / 杏
IF THAT'S WHAT IT TAKES / MICHAEL McDONALD